郷土資料室という部屋が学校にある。昔の道具などを集めた部屋だ。この部屋にある道具を使って昔の暮らしについて考えた。子ども達を郷土資料室に案内すると道具に説明書のついているものがあった。昨年の4年生が調べたものだった。
目次
1 指示1 道具を見たり、どんな風に使ったのか使い方を知ろう。
農機具を調べたものが多かった。脱穀機や八反転がし(草抜き)など動くものもあった。生活日用品などもたくさんありまだ調べていない道具があった。そこで
2 指示2 昔の道具でまだ調べてきないものを選び、その道具はどうやって使ったのか予想してみよう。
道具の使い方について予想することにした。「よくわからないよ」という声もあったが使い方を頑張って考えた。
- 初期のアイロン:お粥やいろいろなもので、温めるもの。
- はかりの錘:筋力トレーニング用の森
- 軍隊用のラッパ:集合するとかするときにこれを吹くと思う。
- 消化弾:これを人に投げたりして水爆弾みたいに使った。
- 八反転がし(草取り):土をとって集めていたと思います
このようにそれぞれの道具について予想をしたところで、児童の祖父を学校に招いて道具の使い方について話をうかがった。
3 指示3 正しい道具の使い方について教えてもらおう。
農機具や日用品など一つ一つを手に取り丁寧に教えてくださった。百年以上も前に使っていた鏡も持ってきて見せてくださった。
4 指示4 いろいろな道具の使い方を教えてもらって、わかったこと・思ったこと。
今と似ているものがあるけれど使い方は違った。私は昔のものは自分たちでやって偉いなと思った。
昔の道具は使うのが大変。同じものでも種類がいろいろあった。
昔の人は知恵があって救急車とかは来ないから村の人たちで何とかしないとできないんだなと思った。
昔はすごく使いやすかったのものも今では使いにくくなる。今のものは昔と違って電気を使うから危ないものもある。
使い方を教えてもらったので、それを絵カードにまとめることにした。
5 指示5 教えてもらった使い方を絵カードにまとめて、道具の使い方説明書をつくろう。
学んだことを次の学年の子たちのためにカードにしてまとめ、資料とした。
出典:シリウス/静岡教育サークル http://homepage1.nifty.com/moritake/index.htm
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