しりとりのバリエーション

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1 様々なバリエーションで楽しむ

しりとりはシンプルな遊びで、ただ普通にしているだけでも面白いです。でも、いくらか工夫を加えていくと、さらに面白い遊びに発展していきます。
短い時間で気分転換にやってみるのもいいかもしれません。

2 タイムを計る

単に「ん」がついたら終わりというのではなくて、グループで十個言うのに何分かかるか、1分で何個言えるか、など、いろいろと趣向をこらしてやってみると盛り上がります。
男女対抗や、グループ対抗でやるのもいいでしょう。

3 2文字しりとり

しりから2文字とります。しりに「ん」が来ても、オーケーで、しりから2文字目に「ん」が来るとアウトにすれば、妙に間違えてしまうことがあります。

◆なつやさい→さいほう→ほうたい→たいふう→ふうりん→リンゴ(アウト!)

4 漢字しりとり

高学年向きでしょう。熟語のみでしりとりをやります。読み方は違っても、漢字が同じならオーケーにします。
2文字熟語は2点、3文字熟語3点、4文字熟語4点というようにしても盛り上がります。
勉強になります。

クラス全員でやらなくても、グループ対抗でできます。

◆変化→化学物質→質素→素質→質実剛健→健康係→・・・

学力の格差があると面白くないので、グルーピングには工夫や配慮がいるかもしれません。

5 5文字限定しりとり

文字数に制限をかけます。何文字でもいいのですが、たとえば5文字に限定であれば、

◆せんぷうき→きれいごと→とけいだい→いみふめい→いんどじん(アウト!)

5文字というのがけっこうないので、苦しみます。3人のグループ対抗にして、5文字の時はみんなで考えるのをありにするなどの工夫を加えてみてもいいですね。

6 2→3→4→5しりとり

文字数に制限をかけます。だんだん増えて、5文字になったら2文字に戻ります。

◆やま→まさつ→ついたて→てくにっく→くし→しらが→がいこく→くりごはん(アウト!)

5文字というのがけっこうないので、苦しみます。3人のグループ対抗にして、5文字の時はみんなで考えるのをありにするなどの工夫を加えてみてもいいですね。

7 「ん」のつくしりとり

これは、かなり難しいので、高学年向きです。普通のしりとりは最後に「ん」がつく言葉を言ったら負けですが、このしりとりは最後に「ん」がつく言葉を言います。「ん」の一つ手前が頭にきます。

例えば、

◆みかん→かんらん(観覧)→ライン→イシン(維新)→しんけん→・・・

といった具合です。かなり言語能力が必要とされるので、学力が高めの子供でやるのがいいかもしれません。順番に言うのではなく、早く思いついた人が言うのでいいでしょう。大人がドライブの時などの暇つぶしにやってもけっこう盛り上がります。

学力の格差があると面白くないので、グルーピングには工夫や配慮がいるかもしれません。

8 頭取り

尻ではなく、頭をとります。

例えば、

◆せんせい→ヨミセ→あのよ→ココア→じゅうばこ→・・・

といった具合です。これも低学年ではちょっと難しいかもしれません。

頭をとるので、「ん」で終わることはありません。タイムを計って何個出るかを競ってもいいですね。

9 コンピュータで

ときどきネット上のコミュニティーでもやっている、ネット上での早い者勝ちしりとりです。学校のパソコンにチャット機能や掲示板機能があるソフトがインストールできていれば、簡単にできます。インターネット上でチャットを設置して使う技術があるなら、それでもいいでしょう。

団体戦(6人ぐらいのチーム)で、3分内にどれくらいの単語をしりとりでつなげられるかを競うと面白かったです。

早い者勝ちがはっきりしますので、最速で5回入力できた人から勝ち抜け戦で競っても面白いかもしれません。キーボードの早打ち練習にもなりますね。

ただし、ネット上でタイムラグが生じる場合には、審判や整理係が必要かもしれません。

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