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1 名前を答えればいい、で通り過ぎたくない
低学年に最初に教えるテーマとして選ばれるのは、What’s your name? でしょう。1,2年生はすぐに覚えますが、これはただ名前を答えればいい、で通り過ぎたくないテーマです。
実際にこの表現を使うのは、初対面の外国の人に会った時ですね。
ですから、私は、次のようなことを子どもたちに伝えています。
- 相手の人の目を見て、にっこりしましょう。
- 大きな声で、はっきりと自分の名前を伝えましょう。
- 相手の人の名前を、一生懸命に聞き取りましょう。 繰り返して、正しく言えているか聞いてみましょう。 (聞き返すことは、失礼ではありません。)
- Nice to meet you. で握手する手に、「よろしく!」の気持を込めて、キュッと握りましょう。 (私たちには、握手の習慣があまりないので、恥ずかしがって手の力を抜いてしまいます。 これでは、「よろしく!」の気持がこもりません。)
- 次からは、お互い名前を呼び合いましょう。 How are you? ではなく、How are you, (名前)? がいいですね。
第1印象は、とても大切です。
最初の授業で、大きな声で言うことの大切さ、自信をもった言い方で自分を印象付けること(目を見て、にっこりしながら話をすること)を教えてあげましょう。これは、英語だけでなく、普段の会話にも大切ですね。
私は、Genki English CD1の What’s your name?という歌を使って教えます。 曲の中で4人の違う人と会話します。 楽しく、大きな声で出来るようになります。 恥ずかしさが先立ってしまう私たち日本人には、音楽を使った英語指導は とても適していると思います。
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