大造じいさんとガン~大造じいさんは優しい人か

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作成者: シリウスさん

子どもたちの感想文の中に、「大造じいさんは優しい」というものがたくさん見られた。しかし大造じいさんは猟師であり、残雪を捕まえるためにいろいろと策略を張り巡らせている。そこで、この大造じいさんの人柄について考えることにした。

大造じいさんはやさしい人だろうか。

やさしい人  22人

  • ガンの残雪を助けたのは、また堂々と戦うようにするためで、今まできつかった性格がけがをした残雪を見て、だんだん頭のいい残雪と戦いたくなってやさしくしているうちに本当にやさしくなった。
  • ハヤブサにもう少しで殺されそうになった残雪を助けて傷まで治してあげたからそれでひきょうな手を使わなくなったから。
  • 私はやさしい人だと思う。最後に大造じいさんは自分のくらしをたてていくためのガンを放してあげたんだから。「おまえみたいなえらぶつをおれはひきょうなやり方でやっつけたかあないぞ」と言っているから。
  • つかまえたガンを2年間も育てているからやさしい。
  • 「また堂々と戦おうじゃないか」けがを治してあげて、逃がしてやっているのだからやさしい。

このように、子どもたちは、怪我をした残雪を治るまで世話をしたこと、などを理由にあげたいた。それに対して
 
やさしいわけではない  7人

  • きたない手で捕まえたくないといって逃がしたけど、変な手では捕まえたくないだけで、やさしいわけではない。
  • 「それからそれと愉快なかりの話をしてくれました」「愉快な」と書いてあって狩りをすることを楽しんでいるからやさしいわけではない
  • 「知り合いの狩人にさそわれて」狩人というのは職業で、仕方なしにやっていて生活のため。楽しんでいるわけじゃない。
  • 2年間も育ててつかまえようとしているから、ひきょうなやり方だと思う。

 

いろいろな意見が出されたが、決定的な証拠が見つからなかった。しかし、子どもたちの意見の中で共通するのは、「大造じいさんの気持ちが、なんかのきっかけで変わったのではないか?」ということであった。

  • 本当はやさしいけど、ガンを取ってやるとばかり思っていて、ガンにやさしい態度をしなかったのだと思う。だけどハヤブサと残雪が戦っているのを見て、ガンに対しての気持ちが変わったのだと思う。
  • はじめわたしは、大造じいさんは鳥をうつんだからひどい人だと思ったけど、けがを治してあげたり、残雪を逃がしてあげたんだからやさ  しい人だと思う
  • 「しめたぞ。もう少しのしんぼうだ。あの群の中に一発ぶちこんで・・・」「おおい、ガンの英雄よ」最初は「ぶちこんでやる」と言っているのに、後半の方では「英雄よ」と呼びかけている。なんかのきっかけがあって気持ちが変わったみたい。

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このように、大造じいさんの気持ちが変わったらしいということでは意見が一致したので、大造じいさんの気持ちがどう変わったかついて考えることにした。

出典:シリウス/静岡教育サークル http://homepage1.nifty.com/moritake/index.htm

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