目次
1 子どもがノってこない授業によく見られる3つのチェック
↑下記の内容を、ワードのファイルにしていますので、ご活用ください。
自分の授業をビデオで録画し、チャックしよう!こんな授業になってない?
- 子どもが勝って気ままにしゃべる場面が多い
- 授業の山場がなく、同じ調子で進んでいる
- 一部の子だけ活躍し、その子たちだけとのやりとりに終始する
2 ☆POINT1 授業のテンポが悪い!
⇒ 理由をチェック!
- だらだらと教師がしゃべりすぎる
→ 要点を短く話す、同じことを繰り返し言わない意識を!}
- 教師の言葉や動きにメリハリがない
→ 声の抑揚、話すスピード、身振り手振りを取り入れる
- 「聞く」「話す」「書く」「考える」活動がごちゃごちゃしている
→ 活動のねらいは?今優先すべきことは何か?一度、鉛筆を置いて考えよう。
- 45分間の中に無駄な時間が多い
→ 限られた時間という感覚を!
(例えば,こんなところに目を向けてみては)
◯とりかかり(動き)のスピードをアップする
- 班になる
- ノートに書く
- 立ち方座り方
- 列指名や順番指名でテンポよく
- 挙手はピン
- 返事は短く「はい」
- 立つスピード
- 目線や反応、うなずきを入れる
◯発問や資料提示のしかたの工夫
- 発問の軽重による時間配分(簡単な問題はテンポアップで)
- 資料の示し方(隠しながら)
3 ☆POINT2 授業の核(柱)が曖昧!
⇒ 理由をチェック!
- でたとこ勝負で授業を進めている
→ 本時でやるべきことをキーワードで書き出そう。
- 主発問と補助発問の区別がない
→ 学習の中心内容と関連内容を整理(構造化)しておく。
- 本時で押さえるべき内容が曖昧
→ 今日は何がわかればいいのか?
- 教材研究が不足している
→ 本時は学習指導要領のどこの部分に位置づくのか?
(例えば,こんなところに目を向けてみては)
- 学習指導要領や指導書にマーカーをひく。本時のめあてとまとめを子どもの言葉で書いてみる。
- 板書計画を書いて手元におく。あれもこれもでなく、思い切って割り切ろう。
4 ☆POINT3 教師が教えたいこと、やりたいことだけで突っ走る!
⇒ 理由をチェック!
- 自分がしゃべったことで,教えたつもりになっていないか
- 一部の子とのやりとりから,すべての子が理解したと思っていないか
- 子どものつぶやきや反応を見ているか
- 指導案の計画通りに、とにかく進めようとしていないか
→ 可能な限り,一人ひとりの予想される反応を考える
(例えば,こんなところに目を向けてみては)
- 発問後、深呼吸して一人ひとりの活動や反応を見てみよう、すぐに答えを求めない
- 一人の子の考えを全体に広げる働きかけをしよう
→ A君の意見をどう思う、賛成?反対? なぜ、そう思うの? その意見に対して?
* 同じ意見でつなぐ、○や×による意思表示、「同じです」だけで終わらせない。
授業にほどよい緊張感は必要!それは教師の気迫から生まれる!!
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