かさこが売れなかったじいさまを温かく家に迎え入れ、もちつきの真似ごとをする場面を学習した。かさこじぞうで、クライマックスの場面であると考える。
ばあさまがやさしい人だとわかるのはどこですか?
ばあさまの優しさを文のなかから、探すことができた。次に
もちこを買ってこれなくて、もちつきのまねをしたじいさまの気持ちを考えよう。じいさまは、どんな気持ちだったのだろう
出てきた考えを整理していくと、大きく二つに大別できた。
悲しい 4名
- つまらない
- 悲しい
- いやだなぁ
- もちこも買えない
はげましてあげたい 30名
- もちつきのまねごとをするのは、ばあさまを励ますため。
- まねごとをすれば、ばあさまが喜ぶ。
- まねをしてら、ばあさま喜ぶかな。いっちょやってみよう。
意見を出していくうちに < はげましてあげたい > へ変わる子が多かった。中には「ばあさまは、ほほとわらって合いどりのまねをしたのだから、きっと楽しかったと思う」という考えもあった。次に
じいさまとばあさまが眠るときに、二人はうれしかっただろうか
子ども達の考えは、うれしかった 10人 かなしい 24人であった。
うれしかった 10人
楽しかったなあ。もちつきのまねごとは楽しかったな。ばあさま。
ばあさまが笑ったから。ばあさまを見ていると楽しそう。
もちこは食べれなかったけれど、まねだけできて嬉しかった。ばあさまと結婚したかいがあった。
おばあさんはやさしいね。おじいさんと結婚できてよかったね。
じいさまがばあさまを寝るときに喜ばせてあげたから嬉しかった。
じいさまとばあさま、なかよしはいいことですね。
嬉しくなった。まねだけでも幸せだよ。
「うれしかった」 の考えの子たちの書き込みを発表して意見を聞く中で、意見を変えていく子が多かった。じいさまとばあさまの心の交流をどれだけ感じ取ってくれたであろうか?
出典:シリウス/静岡教育サークル http://homepage1.nifty.com/moritake/index.htm
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