目標を持って行動をすることは大事です。目標設定自体が難しいと思いますが、いったん目標が決まったら、ゴールをイメージして進むことで、随分違った結果が生まれてくると思います。
ウサギとカメの話を引き合いに、
ウサギとカメの話で、どうしてカメが勝ったのかわかりますか。
ウサギが油断したから?
カメが努力をしたから?
じゃあ、どうしてウサギは油断したの?どうしてカメは努力ができたの?
それは、ウサギはカメを見ながら走ったからです。
ところが、カメは、ゴールを見ていました。
自分と人を比べて適当に行動するのと、きちんとゴール、つまり、目標を見て行動するのとでは、
結果が違ってくるのです。
目標を立てて、そこにたどり着くには何をしないといけないかを考えながら行動しましょう。
こんな風に話をしてあげるといいですね。
大きな行事や企画、年間の目標を定めて、ゴールに向かっていく過程やゴールをイメージさせることは大事です。たとえば6年生なら、卒業式をイメージさせることです。前年度に在校生として参加した卒業式が立派であったなら、それを思い出させるのがいいでしょう。そうでない場合は、教師がイメージ作りを助けてあげないといけません。
「ひとつひとつ丁寧に頑張ることと、人を大事にすることを一年間続けると、卒業式の頃には自然に『よかったね』『ありがとう』の気持ちがわいてきます」
音楽会であれば、
「声を出せばいい、音をならせばいいというのではなくて、集中して気持ちを合わせれば、みんなの中で一体感が生まれます」
「大きな音でなくても、音を響かせることができます。響いた音が拍手となって帰ってくるように・・・」
等と、言葉で表現することに加えて、成功した合唱や合奏のビデオを見せてあげるのもいいかも知れません。
家庭科で袋を作るなら、先輩の作品を持ってきて、
「あまり上手とは言えないけれど、一生懸命に縫っているのがわかりますね。きちんと本返し縫いができています・・・」
などでしょうか。
国語であれば、
「こんな風に漢字を練習して、みんなの先輩は全員が●点を取ることができました。みんなにもきっとできるようになります。」
最近は子供もクールになって、クラスや学年が一体感を持てるようなイメージを持つことが難しくなってきていますし、投げやりで雑な行動をとりがちです。根気強く、目標をイメージさせながら指導を続けてみてください。"
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