手早い帰りの会

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一日の授業が終わり,帰りの会を始めようとします。

教師としては早く子どもたちを下校させて,放課後の仕事に取り掛かりたいところですね。

しかし,この時間帯の子どもたちの行動は遅く,ランドセルを取りに行くゴチャゴチャとした雰囲気でいらぬ時間が過ぎていく・・・

私がかけだしのころも,イライラしながらその光景を眺めては,「何時だと思ってんだ!」「帰る気あるのか!」なんてどなっていました(笑)

でも,この時間帯の子どもたちに理屈は通じないような気がします。

だから,何も考えなくても素早く帰りの会を始められるシステムをつくるしかありません。

こうしましょう!

最後の授業が終わったら,そのまま間髪入れずに帰りの会を始める!

机の上にランドセルを置いて,しっかりと教科書を入れた状態で帰りの会をする学級をよく見ます。(私もそれをまねていました)

ここで発想の転換です。ランドセルは「さようなら」をした後に,取りに行かせる!

授業が終わってから,帰りの会前に子どもたちを机から離してしまうとだめ。

授業が終わったらすぐに帰りの会のスタートです。

こうすることで,時間的なロスもなく,授業のある程度落ち着いた雰囲気のまま帰りの会ができます。

「さようなら」をしてしまえば,教師も子どももフリーな時間になります。

早く帰りたい子は帰る準備を急ぐし,まだ友だちと話足りない子はちょっとした休み時間が取れます。

あまりにグズグズする子がいる場合は「~時までには帰りなさいね。」と約束をすればいいでしょう。

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