1.1 1 題材について (わたしたちの生活と情報)
ねらい
本単元は、小学校学習指導要嶺「社会」第5学年の内容(3) 「我が国の通信などの産業について、 <中略>国民の生活に大きな影響を及ぼしていることや情報の有効な活用が大切であることを考えるようにする。」を受けて設定したものである。
ここでの学習では、情報産業と国民生活とのかかわりを考えるとともに、身の回りにある情報の中から、必要とする価値ある情報を見分けて収集し、情報の働きや意味を考えることができるようにすることがねらいである。
児童の実態
本学級の児童は全体的におとなしく、進んで発言をしようとする児童は限られている。また、教科書の本文から学習内容をつかもうとする傾向が強く、自ら調べたり考えを話し合ったりすることは少なかった。
そこで、 4月より、学習課題についてペアやグループで話し合う機会を意図的に設定し、話し合いを通して学習内容の理解に迫っていかせるような学習活動の展開を心がけているが、まだまだ不十分である。
指導にあたって
わたしたちは多くの情報に囲まれて生活をしている。しかし、情報の中には誤った内容のものや自分には不必要なものもたくさんある。
そこで、情報と自分たちの生活とのつながりから、情報の質を見極めたり必要な情報を選択したり、また、正しい情報を責任をもって発信したりすることがとても大切であることを理解させたい。
1.2 2 小単元の目標
- 情報はわたしたちの生活や産業の中でどのような働きをしているのかを調べ、情報を収集・分類し、活用しようとする。
- 情報はわたしたちの生活や産業の中でどのような働きをしているかを調べ、我が国の通信などの情報産業が国民生活に大きな影響を及ぼしていることを考える。
1.3 3 指導計画と評価計画(10時間扱い 本時7/10)
1.4 4 学校課題研究テーマ「協働による学びの創出」との関連
本校の学校課題における今年度の研究の重点は、 「聞くこと、話し合って深めること」であり、話し合いの中で互いの考えを深めていくことを目指している。本単元においては、協働する中で、他者の考えと自分の考えを比較しながらそれぞれの考えのよさに気づいていくことを通して考えの一般化を図る活動の場面を意図的に設定する。
1.5 5 本時の学習指導
(1)目標
情報に囲まれた生活の良い点や問題点を話し合い、情報の受け手として、情報の質を見分けながら活用していく大切さについて考える。
(2)展開
1.6 講師プロフィール
東松山市立松山第一小学校 岩本教裕
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