わたしたちの生活と工業生産 「自動車をつくる工業」

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目次

1.1 1 小単元について

(1)小単元のねらい

本単元は、学習指導要領「社会」第5学年の内容(2) 「我が国の工業生産について、次のことを調査したり地図や地球儀、資料などを活用したりして調べ、それらは国民生活を支える重要な役割を果たしていることを考えるようにする。」 、を受けて設定したものである。

ここでの学習は、自動車工場の事例を足がかりにして我が国の工業について調べ、工場で働く人.々の工夫や努力、工業生産を支える仕組みや新しい技術について考えていく。 「環境上という視点や「将来」という観点に着目しながら学習を進めていく。

(2)児童の実態

児童にとって、日常生活で利用している自動車を工業製品として意識する場面は少ない。しかし、身近な自動車に目を向け、今まで知らなかった工業について知ろうという意欲は高く、それぞれの興味にしたがって学習に取り組んでいく姿勢が見られる。

また、本単元に限らず、コンピュータを活用した授業についてもその姿勢は同様で、予想を超える勢いでコンピュータ活用技術を習得している。

(3)指導にあたって

第5学年の社会科では、日本の産業などについて学ぶが、同時に、資料の探し方や読み方、有効な活用の仕方、あるいは調べた事実について自分なりの考えをもったり、整理して表現したりすることなども重要な学習内容である。

また、今年度は、 IT活用にも目を向け、積極的にコンピュータを利用した授業展開を計画している。

本時の関連する学習活動では、 We bを利用した資料収集活動に取り組ませるが、ただ単にインターネットを使って調べたことを書き写すような受動的な利用ではなく、能動的に知りたいことを自ら求めていくような形の活動に取り組ませていきたいと考えている。

1.2 2 小単元の目標

  1. 自動車工業に従事している人々の工夫や努九車の生産を支える貿易や運輸について調べ、工業生産が国民生活や産業を支える重要な役割を果たしていることを考える。
  2. 各種の写真・地図・統計及び工場で働く人の声などの資料を活用して、日本の工業

生産の現状や課題について捉え、自分なりの考えをもつことができるようにする。

1.3 3 指導計画と評価計画

1.4 4 教育に関する3つの達成目標の試み

  • 「コンピュータの操作技術の向上を図る。」(指導内容の改善・工夫)
  • 「ネチケット(ネット利用上のエチケット)を学び、正しいインターネット利用者としての資質を育てる。」(指導内容の改善・工夫)
  • 「環境という視点を常に持ち、人の健康を考えたり地球や国土を保全しようとしたりする態度を養う。」(指導内容の改善・工夫)

1.5 5 本時の学習指導

(1)目 標

  • 人と環境に優しい自動車を目指して、自動車会社ではどんな研究・開発や工夫・努力がなされているのか等について調べる方法と内容を話し合う。
  • I T機器を積極的に利用していこうという態度を養う。

(2)展開「教育に関する3つの達成目標」

1.6 講師プロフィール

東松山市立松山第一小学校 岩本教裕

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