指導案の作成
① 指導案の形式や項目、本時案の項目を校内で揃える。本時のめあてを枠囲みする。
② 本時が単元の中の、どのような位置づけなのかわかり易くするために、学習計画(単元計画)の項目を立てて、箇条書きで示す。
③ 指導上の立場の単元についての項目では、本時(本単元)が学習指導要領のどこに位置づいているのか示す。新採用者は、各教科の学習指導要領解説を読んで、本単元で育成する教科の内容(態度、能力、理解)を具体化、イメージ化するため。
④ 本時案について、本時の目標はひとつに重点化する。
さらに、学習のめあてについては、思考を表現へ結び付けていくようなアウトプットを意識した言葉がより望ましい。例えば、
「~つくろう」→「~つくって、しょうかいしよう」、
「~考えよう」→「~考えて、説明しよう」、
「~求めよう」→「~求めて、発表しよう」等。
⑤ 児童の反応はできるだけ具体的に、1つか2つ示す。それに対する、教師の支援
と工夫、評価の項目は同じ項目として、【教師の支援と評価】とする。支援については、「何のために、どうする」という目的と方法の視点で、評価は「何について、どうやって」という内容と方法の視点で簡潔に表現する。
⑥ 導入について、教材との出会わせ方は特に、意識して表現する。前時までの学びを生かして、本時の内容とのつながりを意識させる。子どもの既習事項や学習経験等についても配慮した導入になるように、その様子が分かるような表現にする。
⑦ 板書計画を添付する。本時の授業の全体構成が明確になる。特に、板書計画は、本授業に限らず、今後の板書の参考になる。
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