必要な情報を年度当初に保護者に伝えておく

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作成者: BEEGEE (Edupedia編集部)さん

保護者に確実に伝えておきたい事項

新しい学年になって、新しい取り組みをはじめたり、新しいルールを作ったりしていくにあたり、保護者にも知っておいてもらいたい事項があると思います。年度当初の学級懇談会はそういった事項を伝達するまたとない機会です。保護者に対して言いたいこと・連絡確認しておきたいことは山ほどあるのですが、そこを分かりやすく絞り込んで、上手に伝えましょう。

ところが、全部の親が学級懇談会に来られるわけでもありませんし(兄弟がいたり、お勤めがあったり)、懇談で話したことが全部の親の頭にすっと入るわけでもありません。

そこで、是非とも伝えておきたいことに関しては、文面にして学級懇談会で配布し、欠席した保護者には翌日子どもを通じて配布する、あるいは家庭訪問時に手渡しするという方法をとるといいと思います。

学級通信を出している教師は、おいおい学級通信で細かいことを伝えればいいと思います。ただ、中には学級通信を熟読してくれていない保護者もいて(あるいは手紙を親に渡さない子どももいて)、伝えたいことが伝わらないこともあります。できれば年度当初の新鮮な時期に、伝えておきたいことを確実に伝えられるようにしたいものです。

「漢字小テスト」「都道府県名テスト」「割り算50」「長なわ」などは、自分として、必ず結果が出す自信がある取り組みで、「学年当初に宣言をしておいて保護者に注目していただき、結果を出す」という姑息な戦略です(笑)。

私は、学級通信の出版を重ねる精神的・時間的余裕がありませんので、年度当初に以下のような文面を出します。ワードでもファイル添付しておきます。

添付ファイル

各事項のうち、「EDUPEDIA内で参照できる取り組み」に対してはリンクを貼っていますので、リンク先も是非ご覧になってみてください。

4年●組 担任よりお知らせ

4年生になって1カ月半ほどがたち、子どもたちはずいぶん新しいクラスに慣れてきたようです。4年3組で取り組んでいることや、3組での学級のルールについて、保護者の方々にもお知らせしておきたいと思います。

宿題

宿題は毎日出します。百字やドリルを1日に1つから2つ、30分もあれば十分にできる量しか出しません。時々、授業中に課題が早く終わった子どもには「宿題をやっておいていいよ」という事がありますので、家に帰った時には「もう学校で終わらせた」というお子さんもいるかもしれません。できていても、できていなくても、必ず連絡帳には書いて帰るように言ってあります。連絡帳も、毎日書きます。

忘れ物

忘れ物をした時には、連絡帳に書かせるようにします。○の中にわと書かせて(まるわ)、何を忘れたかを記録させるようにします。時々、連絡帳を点検してください。また、忘れ物が7件あったら、ご家庭に連絡をします。「学期末の学年懇談で忘れ物が多いことを知らされてびっくり」という状況では改善を図ることが難しいです。早い時点でご家庭にお知らせして、改善を図ることができる形を取りたいと思います。

漢字と都道府県名テスト

漢字は毎日のように小テストを行っています。5問のテストを3度やった後に、10問のテストをやります。5問の中に「繰り返し、ランダムに」、10問に出る問題が現れてきます。新出漢字がそのことによって、新出漢字を3回、読みかえの漢字を2回テストすることになり、自然と力が付きます。5問から始めることによって、たとえ半分間違えても2つか3つの漢字を覚えなおせばいいだけなので、それほど大きな負担がありません。同様の方法で、都道府県名を覚えていく取り組みもしていきたいと思います。

「少ししんどいことを毎日続ける」が学習をし、力を伸ばしていく上でのコツであると思います。
「都道府県名テスト」に関しては、下記をご参照ください
http://edupedia.jp/entries/show/598
http://edupedia.jp/entries/show/395
「漢字テスト」に関しては下記をご参照ください
http://edupedia.jp/entries/show/262

わり算50

タイム(3分間)を計ってわり算の50問を解かせています。計算力は集中力です。何問できるようになった、何秒でできるようになったと、タイムを計ることによって自分の成長が分かります。子どもたちには、「人と比べるよりも、1問でも、1秒でも成長する事が大事なんだよ」と話しています。時々、成長を確かめていただいて、子どもと喜びを共有してあげてください。10秒で何問解けるかをクラス平均で計算してみると、第2回目は問、第12回目では問と、スピードが倍になっています。
「わり算50」に関しては下記をご参照ください。
http://edupedia.jp/entries/show/46

お手伝い

子どもたちに家庭で「はき物をそろえる」お手伝いをしなさいと言っています。玄関はみんなが通る道<家庭内の公道>なので、そこを綺麗にすることには家庭という小さな社会に参画する意義がありますし、みんなが通ることによってチェックができます。できていない時のチェックは、さっぱりと、できていたら少しオーバーにほめてあげてください。

家庭での手伝いは大事であると思います。「お客様」ではなく、「家庭という社会の一員」であるという自覚を育てることによって、子どもたちは自立し、大人になっていくきっかけをつかむことになると思います。私からは「はき物をそろえる」と言っていますが、ご家庭の事情・子どもの様子に合わせて、いろいろなお手伝いにチャレンジさせてあげてください。

言葉について

言語環境が乱れています。家庭と連携しながら、正常化を目指していきましょう。詳しくは下記リンクでお読みください。

乱暴な言葉について

正(プラス)の循環を

できなくて不安→できるようにする方法がわからない→面白くない→できないことを誰かに叱られる→嫌気がさす→やる気を失う→やる気がないからできない→・・・。こういった「負の循環」に子どもがはまってしまうことがあります。そうなってしまうと子どもも親も教師も、毎日がしんどいです。

負の循環にはまらないように、今の力を少しでも伸ばしてほめることができるよう支援していきたいと思います。人と比べるのではなく、個人個人の伸びをとらえてほめ、「伸びた喜び」を子どもと親と教師が共有することによって子どもに自信がつき、さらに成長していく。そうした「プラスの循環」ができるように、取り組んでいきたいと思っております。クラス全体あるいは個人がうまくいったことについては、連絡帳に小さなメモを貼ってお知らせしていきたいと思っています。今日の連絡帳には、クラス全員で長なわが連続8の字とびで50回跳べたことを貼っています。これから、メモを見かけたときには、是非、ご家庭でもお子さんに詳しく話を聞いて、ほめてあげてください。学校でほめ、ご家庭でほめれば、2重の喜びが生まれます。
「長なわが連続8の字とび」に関しては、下記をご参照ください
http://edupedia.jp/entries/show/253

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