1.1 身近な自然の観察
この実践は文部科学省から許可を得て、文部科学省ホームページ上の「先生応援ページ」より転載させて頂いております。ここから指導案もダウンロードできます。
1 単元のねらい
身の回りの生物の様子やその周辺の環境について興味・関心をもって追究する活動を通して,身の回りの生物の様子 やその周辺の環境とのかかわりを比較する能力を育てるとともに,それらについての理解を図り,生物を愛護する態度 を育て,身の回りの生物の様子やその周辺の環境との関係についての見方や考え方をもつことができるようにする。
2 単元の内容
身の回りの生物の様子を調べ,生物とその周辺の環境との関係についての考えをもつことができるようにする。
ア 生物は,色,形,大きさなどの姿が違うこと。
イ 生物は,その周辺の環境とかかわって生きていること。
児童の身の回りには,様々な種類の植物や動物が存在する。そこで,タンポポやチューリップなどの数種類の植物を 観察したり,アリやカエルなどの数種類の動物を観察したりして,それぞれに,色,形,大きさなど固有の形態がある ことをとらえるようにする。
その際,様々な種類の植物や動物を見たり触れたりするなど直接観察することを重視し,生物の色,形,大きさなど の特徴を諸感覚を通して確認するようにすることが大切である。
さらに,児童が身近な生物を観察している時に,生物の環境とのかかわりについて気付いたことを取り上げ,生物と その周辺の環境とのかかわりについての疑問を追究していく。
植物に集まる昆虫や植物に生息する昆虫の様子を観察し,昆虫には植物の花の蜜を吸ったり,植物の葉などを食べた りして生活しているものがいることや,植物やその生育する場所をすみかにしているものがいることに気付くようにす る。このような気付きを基に,生物は,その周辺の環境とかかわって生きていることをとらえるようにする。
引用元
文部科学省ホームページ「先生応援ページ」(授業資料・学習評価等)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/index.htm
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