百科事典ポプラディアを使ってみよう(ポプラ社)

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作成者: EDUPEDIA編集部 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

本実践は、2013年2月18日(月)にポプラ社のポプラディア編集部が、東京学芸大学附属小金井小学校で行なった出張授業です。小学校3・4年では、百科事典を利用する学習が始まりました。今回は、小学校の図書館にある『百科事典 ポプラディア』を教材にして、児童が百科事典を理解し、実際に調べる学習が行われました。この授業は、学校図書館と3学年の担任たちとで企画し招聘の上で実地されたものです。

2 本学習のねらい

  1. 百科事典とはどういうものか理解する
  2. 五十音順資料の基本的な使い方を理解する
  3. 百科事典を様々は学習に活用できるようになる

3 事前に準備するもの

  1. 『総合百科事典ポプラディア新訂版』(40人学級で3~6セット)

  各班に1セット『ポプラディア』があるように班分けをする。

2. ワークシート

ダウンロードはこちらから▼
 添付ファイル
3. 筆記用具 

4 本学習の指導上の留意点

  • 事前にあまり多くを説明しないで、児童の気づきを大切にする
  • 児童の発言を大切にする。あまり誘導しないで自由に発言させる
  • 夢中になるあまり、本の扱いが粗雑になることがある。適宜注意する

5 授業の動画

6 イメージ動画


※この動画は、「ポプラディアワールド  学校の先生のための調べ学習コーナー( http://www.poplardia.com/jugyou/)」に掲載されているものです。ポプラディア編集部が、全国100校以上で行ってきた出張授業をもとにまとめました。授業のようすをダイジェストしたイメージ動画になっております。本実践の実施校である小金井小のものではないため、指導案や授業流れが省略されたり、入れ替わったりしていることがあります。ご了承ください。

7 授業の流れ

導入(5分)

展開(35分)

9つのキーワードに取り組む


ポプラディアを使って調べ、ワークシートに書き込む作業を班で行う。作業の早い班が他班より先に終了してしまった場合は「終わった班の人は、もう一度キーワードを調べなおして、何が書いてあったか読んでみましょう」と提示する。

感想を発表させる

自由にたくさん発表してもらえるとよい。気付きとそれに対する解説は、発表ごとでも、最後にまとめてでもよい。

◆おさえておきたいポイント①「あいうえお順」
「五十音順だ」とか「あいうえお順だ」という発言もあるが、「国語辞典に似ている」という発言が多い。その場合は、「なぜ国語辞典に似ているんだと思う?」と問い返して、「五十音順の配列であること」「調べたいことが調べられる本」ということを認識させる。

◆おさえておきたいポイント②「つめ」「はしら」
「つめ」と「はしら」は詳しく解説する。

◆おさえておきたいポイント③「項目(見出し語・解説)」

◆おさえておきたいポイント④「辞典」「事典」の違い
 国語辞典と百科事典を並べて『じてん』に注目させる。これらを比較し、「じてん」の漢字が異なることから、国語辞典の「辞」は「ことば」、百科事典の「事」は「事柄」「物事」という意味であることを確認する。

チャーシューの項目について考えさせる

◆おさえておきたいポイント⑤「→」の意味
7巻の54ページに「チャーシュー」という項目があることをもう一度確かめるために、そのページを児童に開かせる。全員が「チャーシュー」の項目を確かめたら以下の問いを児童に投げかける。
「チャーシュー→焼き豚」となっているのはなぜだと思う?」

児童からは、「チャーシューって日本語で焼き豚ってことなんじゃない?」「チャーシューと焼き豚っておんなじ意味だよ!」「チャーシューの説明は焼き豚だけでいいの?」などの発言があげられた。
これらの発言をふまえて、以下の問いを投げかける。

「では、なぜ『チャーシューは焼き豚です。』とか『チャーシューは日本語で焼き豚といいます』と文章になっていないのかな?」

児童からは、「じゃあ焼き豚調べてみたらわかるんじゃない?」「これは焼き豚を調べてくださいって意味だと思う!」という発言があげられた。

実際に、「焼き豚」を調べてそのことを確かめる。

確かめたら、以下のことを児童に伝える。

「『焼き豚』という項目が別にあったね。そこには、焼き豚はなんである、ということが書いてあって、『チャーシューともいう』と書いてあるね。つまり、焼き豚とチャーシューは同じものなんだ。でも名前が二つある。両方に同じ解説を載せてもいいけれど、場所がもったいないから片方に載せて、もう片方はそちらを見るように、となっているんだ。」

「この『→』はポプラディアのルールです。このルールを使っている資料は多いけれど、いつもこのルールが使われているとは限りません。大切なのは、調べたい言葉があって、それを調べても見つからなかったときに、ほかの言葉に置き換えたら調べられるんじゃないかな、と考えることです。」

使用メモ(黒板を使用)

百科事典のおさえておきたいポイントを説明する際に、使用した。

まとめ(5分)

最後にポプラディアの基本的な使い方について確認し、百科事典は、いろいろなことが調べられ、しかも学習が広がっていくことを知ってもらう。
また、ポプラディアネット( http://poplardia.net/)を利用しても調べることができることを確認する。

8 学習指導案、教材

  • 「百科事典を使ってみよう」の学習指導案のダウンロードはこちらから

 添付ファイル

  • 授業で使用するワークシートのダウンロードはこちらから

 ▽3・4年生用
 添付ファイル
 ▽5・6年生用
 添付ファイル

9 編集後記

百科事典の特徴として、例えば「『緊急地震速報』という言葉が、国語辞典に載っていなくて、ポプラディアには載っている』という説明も授業の中でありました。「調べたい言葉が見つからなかったときに、ほかの言葉に置き換えて調べること」が大切であるというお話がありましたが、別の本で調べてみるというのも1つの方法であることも、子どもたちは学んでいました。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 佐藤 睦)

10 実践社紹介

ポプラ社ポプラディア事業局

  • ポプラ社

http://www.poplar.co.jp/

  • ポプラディアワールド

http://www.poplardia.com/jugyou/

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