授業づくり、学級づくりの学期初めのおさえどころ

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作成者: 高岡昌司さん

凡事徹底

年度始めより、フォローアップ研修と題して5年目までの教諭や講師の先生の授業や学級経営を拝見しています。指導案なしで、普段の授業を1時間みて、業間時間や空き時間に授業公開をしてくださった教諭や講師の先生、そして管理職の先生に私なりに感じたことや思ったことを伝えています。

ここ数年、特に年度始めのフォローアップ研修をして共通するターニングポイントをまとめています。

連休明けの5月・6月あるいは夏休み明けの9月に授業や学級が崩れないための重要なポイントです。凡事徹底、小さいことを根気強く指導する事が大切です。以下の3つのポイントをチェックしてみて下さい。

↓ 添付ファイルは、パワーポイントでの資料です。
添付ファイル

Point1 あいさつ、返事、挙手をビシッと徹底

○ 声を出す、声をそろえる、素早い反応

○ 「はい」という返事は徹底させる(凡事徹底)

教室は公の場であるという意識が子ども達の中で共有されていることが大切です。公的な場としての立ち振る舞いをするには緊張感が伴い、しんどいことです。子ども達は私的な甘えを持ち込み、ハードルを下げようとします。子ども達が日常的に行う「あいさつ、返事、挙手」は、子ども達にとって「下げたいハードル」であるからこそ、ここで教師がハードルが下がってきていることに気づかなかったり、気づいていても修正をしなかったりするとほかの部分もどんどん下げられていきます。つまり、ここが教師にとっての踏ん張りどころなのです。

Point2 笑顔で明るく、ポジティブな雰囲気づくり

○ 雰囲気は教師がつくる(笑顔で、ポジティブ思考)

○ 誉める、認める、温かい言葉のシャワーを注ぐ

教師という立場である以上、子ども達の間違いを正しく導いていくためにはネガティブな発言が多くなるのは仕方がない部分があるかもしれません。ただし、否定的な発言や態度を延々と続けていたのでは子ども達は育ちませんし、子ども達の中にもネガティブな発言行動が蔓延し、ネガティブなムードが学級を支配するようになります。そんなパターンに陥らないようにするためにも、教師が意識してポジティブなムードを作り出す必要があります。お互いの成長を通して認め合える温かい学級集団を作るためにも、教師は日々の態度や言葉がけに注意を払い、子ども達の中から前向きな言動が生まれるような学級づくりを目指したいものです。

Point3  聞かせる意識とその具体的な手立て

○ 教師が話し出すと、静かになっているか。

○ 聞き手への意識づけ(反応する、問い返す、つなげる、広げる)

情報があふれる時代に人の話に耳を傾けるという行為は子どもにとって難しい事になってしまっています。こんな時代だからこそ、誰か(まずは教師)の話をしっかりと受け止める態度を身につけさせたいものです。そして、コミュニケーションは双方向のものであり、やりとり(反応する、問い返す、つなげる、広げる)がある中で実のある会話・議論が成立するように意識付けをしていく必要があります。

出典:スタートダッシュ研修(授業びらき編)研修資料

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