初めての社会 出会いに時間に心をつかもう!ー子どもの心をつかむ学習活動の工夫ー(はなまるサポート)

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目次

1 概要

この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧の実践を転載しています。
実践の続き(無料)をご覧になりたい方は最下部のURLからお願いします。
また、以下より実践をPDFでダウンロードできます。
添付ファイル

2 導入

学年の始まり、子どもたちは新しい学習に期待をふくらませています。特に3年生は新しい教科との出会いを楽しみにしています。しかし、教師のほうは大変多忙時で、教科書や副読本を配って、ぱらぱらめくり、十分な準備のないまま始めてしまうこともあるのではないでしょうか。そこで、社会科との出会いの時間の手助けになるように、学習の流れのいくつかの場面を紹介します。

3 3年生社会科 第1時間目(社会科オリエンテーション)学習の流れ

本時のめあて

3年生の社会科では何を学習していくのかを知り、これから自分たちのまちを調べていく意欲をもつ。

学習の流れ

場面① まちのイラストを見せ、発見したことを発表する。

授業では、教科書にあるイラストを使ってください。私は、東京書籍版の3年生の教科書P2,P3のイラストから子どもの答えを予想しています。

場面② みんなの発見からどんなまちか考える。

子どもたちは、イラストから何かを見つけ出す作業は大好きです。教科書にあるイラストを活用してもよいですし、3、4年生の社会科学習に合わせた図書が図書館等にありますので、子どもにとって楽しく感じられるものを選ぶとよいと思います。
気付いたことを発言したりノートに書いたりする時、「駅」「消火訓練」「便利」というように、単語でしか答えられない子もいます。発した言葉は、キーワードで、とてもよい気付きなので「すごい、よい発見ですね。」とまず褒め、その後に「駅の前のようすは」「誰が消火訓練をしているの」「なんで便利だと思ったの」というように、文になるように訪ねてあげてください。そのようなことを繰り返していくと、3年生が終わるころには、単語だけではなく文で答えられるようになると思います。

場面③ 自分たちのまちのようすを調べていくことを知らせる。

社会の初めての時間ですから、次の時間への期待をもたせることが大切です。本当のまち探検に行けるのですから、子どもたちは喜びます。また、ここでは、社会の学習が、「調べること」 とつながっていることに気付かせます。

4 実践の続き

全4部構成なのでこちらをご覧ください。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2013/4/4/3.php
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2013/4/4/4.php

5 実践者紹介

加藤良子
元公立小学校教諭、23年3月末で退職。
38年間に4区5校で勤務する。各区で社会科部に所属。地域教材を開発して、各学校で実践してきた。
趣味は、江戸の歴史や文化に親しむこと。月に数回、江戸東京博物館で展示ガイドボランティアをしている。

6 サービス紹介

同社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしたり、不明点や疑問点などを無料で相談できたりします。
http://www.djn.co.jp/support/

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 川原悠成)

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