1学期のまとめと夏の自由研究(はなまるサポート)

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作成者: EDUPEDIA編集部 (Edupedia編集部)さん

1 概要

この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧の実践(2011年7月号)を転載しています。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2011/7/3/1.php
実践の続き(無料)をご覧になりたい方は最下部のURLからお願いします。
また、以下のURLから実践がPDFでダウンロードできます。
添付ファイル

2 はじめに

本記事は、小学3~6年生の1学期のまとめと自由研究についてです。
それぞれの単元は以下の通りです。

  • 3年生:「観察カード」の活用、自然の観察、おもちゃつくり
  • 4年生:季節と生物・夏の自然、夜空の観察
  • 5年生:花から実へ
  • 6年生:生物と環境

3 3年「観察カード」から問題をみつけ夏の自然を味わおう!

自由研究のテーマを身近な自然の観察から見つけたり、ゴムのおもちゃつくりをしてみよう

今までの観察カードを並べて、比較しよう。見る視点(観察の観点)をもう一度確認し、4月のころとかわってきたことをまとめさせましょう。そして、夏休みに追究してみたい問題をつかませてみましょう。

自然の観察

具体事例
1. タンポポやカラスノエンドウの花が余り目立たなくなってしまった。どうなったのだろう?
2. 昆虫の種類も増えてきた。モンシロチョウの育ち方と違う育ち方をするのだろうか?比べてみたいな。

校庭や校内の空き地の観察から春の自然の様子との違いを考えさせましょう。そのときに育てていた植物や飼育していたチョウが夏の野外にはどうなっているのか、あわせて考えさせるといいでしょう。

3. 帰省などする場合にも、住んでいる東京との違いに焦点をあてて、観察カード2,3枚を書いて絵日記の変わりにするといいですね。

 ''この夏休みに常に自然を全体としてみていく姿勢を養いたいですね。

おもちゃつくり

具体事例・・・トイレットペーパーの芯とクリップを使って、ゴムで動く船や車を作ってみよう。船には牛乳パックがお勧め。(実はNHKの「わくわくさんの」アイデアです。)
ゴムの力が物を動かす要因(力、エネルギー)だということを確認するには、物つくりが一番です。夏休みが終わったら、みんなで、「ゴムゴムワールド」なんて名前をつけて遊ぶのはどうでしょう。

4 4年①「季節と生物、夏の自然」B区分生命(生物の多様性と共通性・生命の連続性)

~植物の成長と季節~ 動物の活動と季節~

*春と夏の季節の違いはどのようなことか、そして、そのことによって植物や動物の生活、成長はどのようになっていくのか、観察を続けていきましょう。

カードの記録から、季節が変わる要因を見つけさせよう。
春と夏は何が変わった?・・・まずは気温、そして、日が長くなったこともおさえましょう。

5 4年②「夜空の観察」 B区分地球(地球の周辺)・・・9月の「月や星」の単元に生かそう

星座カードやデジタル教材で夏の星座について教えましょう。その第一は、夏の大三角。そして七夕伝説の話をしてあげてください。まず、こと座の一等星のおりひめ星、西洋名はベガ。そして、わし座のひこ星、西洋名はアルタイル、さいごに、白鳥座(これはぜひ全体を見せてあげてください。)の一等星デネブ。この三つの一等星を線で結ぶと、大きな三角形ができます。これを夏の大三角と呼んでいます。

観測器具として、星座版をぜひ使わせてください。そして、観察カードの記録のポイントを学校で十分指導してあげましょう。(保護者向けの指導プリントには安全の配慮を必ず書きましょう。)

6 5年「花から実へ」B区分生命(生命の連続性)

~花の構造と受粉の仕組み~ ~いろいろな花の花粉を調べよう

  1. 昆虫が蜜を吸いにくる花に着目しましょう。高気圧が来ると、花が蜜をだします。晴れた夏空の元ミツバチなどの昆虫が訪れています。あしにはたくさんの花粉をつけているのが分かります。花の構造を見るために他の学年が育てている花も調べさせてもらいましょう。花粉は植物によって色や形状が違います。夏の自由研究には良いテーマだと思います。違いを見つけ、共通化していく、これが問題解決の手法です。顕微鏡が無くても。10倍の虫眼鏡でも見ることができる花粉もあります。
  2. 学校の花壇に咲いている花の花粉を観察させましょう。(顕微鏡の使い方の活用)この写真はツルレイシ(ゴーヤ)です。早いものは、1学期中に花をつけます。雄花と雌花の違いを十分観察させましょう。

7 夏休みの自由研究…指導のポイント

自由研究で一番大事なのが、「なぜそのことを調べようとしたか」と言う動機、つまり問題意識です。問題が明確なほど、追究心が持続し、やりきろうとします。学校でぜひ、時間をとって、何をしたいかを聞いてあげて、相談に乗ってあげましょう。

次にまとめ方です。言語活動の充実が各教科で言われています。国語の表現(作文)の指導を生かしてください。取材は、問題追究の内容(観察、実験、調査活動)によって整理された結果です。結果をどう考察し、結論を出したか、結論は問題(はじめの動機)の答えになっていることです。

レポートは①研究の動機②問題③問題を追究した過程(実験、観察、調査)④結果⑤結論となります。資料として写真などを添付します。理科の問題解決学習を生かしてください。

レポートの装丁です。見栄えよく整えること、ファイルに閉じることを教えてあげましょう。

サイエンスグランプリやその他の工作展の募集などが学校に来ていると思います。ぜひそれらを活用して、子供たちの科学への興味関心や知的好奇心を育ててあげてください。

実践の続き

続きははなまるサポート本サイトでご覧下さい。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2011/7/3/3.php

8 実践者紹介

初等教育研究所
太田 由紀夫 プロフィール

元東京都小学校理科教育研究会副会長、現全国構造学習研究会常任講師。
小学校のときから理科大好き人間。部活は中高大と生物部で蝶を追いかけていました。それがきっかけで山登りも好きになりました。

理科教育の楽しさを子供たちや先生方に知ってもらいたくて、この仕事をさせていただいています。また、地域のボランティアとして鮎も遡上するきれいに復活した多摩川で地域の方々と共に「多摩川で泳ぐ会・探鳥会」を続け、子供たちに自然の中で遊ぶ楽しさを味わわせてています。

9 サービス紹介

同社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしたり、不明点や疑問点などを無料で相談できたりします。
http://www.djn.co.jp/support/

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 水島淳)

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