教材との出会いの夏に!(はなまるサポート)

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作成者: EDUPEDIA編集部 (Edupedia編集部)さん

1 概要

 この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧の実践を転載しています。
 実践の続き(無料)をご覧になりたい方は最下部のURLからお願いします。
 また、記事最下部から実践がPDFでダウンロードできます。

2 実践内容

(1)実際に出会うことの大切さ!

 社会科の指導の成功のポイントは、学習のねらいを達成するために適切な教材を選んでいることです。社会科ですから教材には、写真や絵や図の資料を多く使うと思います。特に導入では、驚きや疑問を感じさせる資料が必要ですし、調べていく過程では、子どもたちの疑問に答えていくものを準備しておく必要があります。

 3年生の地域を学ぶ学習では、必ず地域を調べ準備すると思います。4年生の安全の学習では、地域の消防署や警察署に協力を得る過程で、教師は事前に教材について考えたり、なるほどと実感したりすることがあると思います。
 しかし、5年生になると、国土、食料生産、工業生産など、日本全国に事例地が広がります。6年生でも、日本各地に残る史跡や博物館等に展示されているものについて、自分の目で確かめて教材研究を行うことはなかなか困難で、教科書や資料集の写真や絵図を頼っているのが現状だと思います。

 だからこそ、教科書の中からたった一つでもよいので、この夏、実際に本物を自分の目で確かめ、なるほどと実感してください。実感すると、どうやって自分が感じたことを伝えようかと考えます。アイディアを練っているうちに自然に教材研究が深まってきます。そして、その感動を2学期以降、子どもたちに伝えてください。反応がきっと違うと思います。子どもが、先生と同じように、「すごーい!」とか「ほんとうだ!」と生き生きと反応すると、きっとまた本物を見に出かけたくなりますよ。

(2)教科書が取り上げている事例地や資料に会いに行こう!

 今回は、6年歴史「縄文時代~古墳時代」、「江戸時代 文化と新しい学問」を取り上げてみます。

① 6年歴史「縄文時代~古墳時代」

 下の<表1は>、教科書3社の歴史単元の第1小単元に使われている事例地や資料です。およそページ順に並べてあります。全てではありませんが、ほとんど載せました。3社とも取り上げているものはカラ−にしました。

 3社とも取り上げてなくても、「千葉県加曾利貝塚」「静岡県登呂遺跡」「火焔型土器」などは、2社で取り上げていますし、他の教科書や社会科資料集でもここに取り上げられている多くの事例地や資料が使われています。
 教科書が取り上げている資料は、国宝や重要文化財、国の史跡に指定されているものも多くあり、わが国の貴重な歴史の資料ばかりです。その多くが、実際に見たり触れたりできるのです。ぜひ、訪ねてみてください。

@<color>{#ff0000,☆ 私の一押し }⇒ 東京国立博物館
東京国立博物館へのリンクはこちら http://www.tnm.jp/

 古代の資料が充実しています。本館1階「日本の考古」の展示を見に行ってください。展示替えもありますが、必ず今までに自分が使った教科書で見覚えのある国宝に出会えると思います。
 また、今使っている教科書と同じものではなくても、古代の遺物にたくさん出会えるので、教科書をもっていくとよいと思います。大きさや色合いがイメージしていたものと違ったり、解説を読むとなるほどと思ったりします。本物のオーラを感じますよ。

② 6年歴史「江戸時代 文化と新しい学問」

 教科書によって、小単元の名前は同じではありませんが、2学期の早々に入る小単元です。下の<表2>は、教科書3社が取り上げている人物と資料です。

 人物の教材研究は、例えば伊能忠敬なら、千葉県佐原市の伊能忠敬記念館に行くと、伊能図、測量の器具、測量の苦労が分かる資料があり、しっかりと教材研究ができます。また、佐原の町は小京都と呼ばれているように江戸時代の面影を残しています。忠敬が商いをしていた商家も残っています。本居宣長も三重県松坂市に資料館があり旧宅が保存されています。

☆ 私の一押し ⇒ 江戸東京博物館
江戸東京博物館へのリンクはこちら http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

 一人の人物を詳しく紹介しているわけではないのですが、江戸時代の特に町の人々の暮らしのようすを感じられる博物館があります。
行ったことがある方が多いと思いますが、教科書で紹介されている日本橋付近が、模型で紹介されています。
 何百もの人形が当時の人々そのままに通りを歩いています。芝居小屋や本屋は原寸大で復元されています。また、レプリカですが、江戸図屏風もあります。
ゴッホが浮世絵を模写した絵もあります。表2の中に*印がついている資料は、類似したものや関連したものを発見できると思います。

 私は、月に数回江戸東京博物館で展示ガイドのボランティアをしていますが、先日いらした小学校の先生方は、「目からうろこ」とか「はじめて知った」と各コーナーでつぶやいていました。
 ご希望の方、日程に都合がつけばご案内します。教育同人社、初等教育研究所 加藤まで連絡をください。
https://wutan.jp/?page_id=2593

※こちらからのご連絡もお待ちしております
https://wutan.jp/cgi-bin/special/point/shakai/imgbbs.cgi

実践の続き

続きははなまるサポート本サイトでご覧下さい。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2011/8/4/4.php

実践全体のダウンロードもできます。
添付ファイル

3 実践者紹介

初等教育研究所:加藤 良子
元公立小学校教諭、23年3月末で退職。
38年間に4区5校で勤務する。各区で社会科部に所属。地域教材を開発して、各学校で実践してきた。
趣味は、江戸の歴史や文化に親しむこと。月に数回、江戸東京博物館で展示ガイドボランティアをしている。

4 サービス紹介

 同社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしたり、不明点や疑問点などを無料で相談できたりします。
http://www.djn.co.jp/support/

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 坂本一途)

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