1 概要
この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧より転載しています。
実践の続き(無料)は最下部のURLからご覧ください。
また、以下より実践をPDFでダウンロードできます。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2012/2/1/plan.pdf
はじめに
読んだ本を家の人に紹介する文章(紹介文)を書く言語活動について考える。自分の考えを明確にした上で構成を考えて紹介文を書き、推敲学習や交流学習をし、さらには文章を書いた後で読み直す習慣を身に付けたい。
紹介文を書く言語活動について
単元名:2年 読んだお話を紹介しよう(「スーホの白い馬」)
- 読む学習をする。(「スーホの白い馬」)
- 長いお話を、短くまとめて家の人に紹介する。
(1)「スーホの白い馬」を読んで、感動を伝える。
- いちばん感動したところは、どこか。
- サイドラインを引く。
(2)「スーホの白い馬」を読んで、あらすじをまとめる。
- だれが出てきたか。
- だれが、いつ、どこで、何をしたか。
- どんなできごとがあったか。
- どのようにおわったか。
(3)紹介文の形(はじめ・中・おわり)
同じお話でもあらすじのまとめ方は一つではない。紹介文の真ん中の部分をあらすじでまとめる。同じお話でも一人一人の感動はちがう。その感動をどのように伝えるかであらすじの書き方はちがってくる。
あらすじは、感動によって、書き方が違う。軽重の付け方がだいじである。感動をつたえることに重点を置くようにする。
指導の実際
読んだお話を紹介しよう
2年 「スーホの白い馬」
目標
- 人物の行動を中心に想像を広げながら読み、自分の感想をもとに、あらすじを入れて物語を紹介することができる。
言語活動
- 読んだ本を家の人に紹介する文章を書く。
- 感動の中心を明確にし、あらすじを紹介する。
2 実践の続き
続きは以下のURLをご覧ください。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2012/2/1/3.php
3 実践者紹介
福本 菊江
「美しい日本語を話す日本人の育成」を目指して、国語教育に携わってきた。
「授業は教師の命である」の信念のもと、理論と実践の統一を目指している。
東京都小学校国語研究会や全国小学校国語研究会で、全国の先生方と研究を続けている。
殊に、音声言語の指導の重要性を強調している。
現在は、初等教育研究所で国語科の担当である。
4 サービス紹介
教育同人社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしています。また、不明点や疑問点などを無料で相談できます。
http://www.djn.co.jp/support/
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 森田智宏)
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