小学校水泳 写真で見る段階的練習①低学年「水遊び」

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1 小学校水泳 写真で見る段階的練習①低学年「水遊び」

小学校の学習指導要領では、水泳系の運動を、1,2年生を「水遊び」、3,4年生を「浮く・泳ぐ運動」、5,6年生を「水泳」という領域名で構成しています。技能の内容も、上記の2学年ごとに例示されていますが、それらの内容が一目でよくわかるように、写真で紹介しました。

   

1,2年生「水遊び」について

 
「水遊び」には「水に慣れる遊び」と「浮く・もぐる遊び」の2つがあり、学習指導要領ではおよそ10の活動と「壁につかまっての伏し浮き」「バブリング」「ボビング」という動きが例示されています。

名称や文章だけでは今一つイメージしにくい内容を、実際に小学生が活動している写真と、具体的な行い方や効果的な言葉かけの資料で紹介します。

資料の使い方

 
資料を見ると、それぞれの活動の仕方と「遊びのねらい」が分かります。そのねらいを意識して遊ばせるとともに、児童が遊びながら動きが身に付くように、資料を参考に言葉かけをすると効果が高まります。

活動の工夫 

 
活動の際には、2人組のペアや3~4人のグループで行うことで、楽しさが広がったり、互いの良い動きを見つけ合ったりすることができます。プールサイドで人数確認をする際によく使われる「バディ」の2人組を使って、その前と後ろで4人グループを作るなど、工夫して楽しく活動してください。

他の学年の内容

このシリーズには、ほかに

小学校水泳 写真で見る段階的練習②中・高学年「クロール系」

小学校水泳 写真で見る段階的練習③中・高学年「平泳ぎ系」

があります。こちらは中学年以上の「浮く・泳ぐ運動」から「水泳」まで使える練習方法が満載です。ぜひご覧ください。

【提供資料のダウンロードはこちらから】

小学校水泳 写真で見る段階的練習①低学年「水遊び」(PDFファイル)

添付ファイル

【講師プロフィール】

Naga
東京都小学校教員。平成22年度の文部科学大臣優秀教員表彰者。また平成22年7月10日朝日新聞夕刊の連載記事「花まる先生」で紹介されている。東京小学校体育研究会(http://www.syoutaiken.com/)水泳部に所属。東京都の小学校で体育指導、特に水泳の指導に力をいれている。水泳の授業では、児童に水に慣れてもらうことを第一目標に掲げて「ドーンじゃんけんぽん」など、遊びを取り入れながらも個々人の目標が自然と達成できるような指導を行なっている。

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