「ざぶんぶはっ!」で楽しく息継ぎを覚えよう! #水泳 #体育

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プール開きを控えたが次女と市民プールに行ってきました。

息継ぎ指導のポイントは8つ。
1)息継ぎができないと25mは無理ってことを自覚させる。
2)立つ回数を減らすためにできるだけ長い距離を稼ぐ練習は後々役立つ。
3)さぶんぶはっ。で楽しくジャンプ。
4)息継ぎは「吸う」ことより勢いよく「吐き出す」ことが大事。
5)笑いは怖さを克服できるチャンス。
6)常に鼻から息をポコポコ出すべし。
7)立った状態で腕の動きを練習。
8)水を飲んだら無理しない。

次女はビート板でのバタ足で進める状態だけど息継ぎはまだできませんでした。その日は、まずビート板なしでどこまで進めるかを確認→5m。次に25mの間に何回立つかを数えて、しばらく立つ回数を減らすための練習をしました。

「やっぱり息継ぎができないと6m・8回が限界だ」ってことを確認して、息継ぎ練習に入ります。いきなり泳ぎながらの息継ぎだと水を飲んじゃう可能性が高いので、まずは息を止めて沈んで、すぐジャンプ。飛び上がった瞬間に息を「ブハッ!」って吐いてすぐまた潜るっていう練習です。

息継ぎは吸うんじゃなくて、強く吐き出すことを意識させるようにします。

ついでに上下動が多いと鼻に水が入ってくることが多いので、常に少しずつ鼻から吐き出しておくとよいことを教えました。

ざぶんぶはっ。
ざぶんぶはっ。
ってやってるうちにだんだんバカらしくて楽しくなってきます。

笑い出したら次の段階に入ります。笑うってことは怖くないってことだから。

まず、「息継ぎは息が苦しくなる前にやるもんだよ」と教え、次に立った状態で両手を頭上で重ね「けのび」からバタ足の姿勢をさせ、両手を強くへそに向かって引きながら体を反らせる練習をします。

数回して動きが理解できたら、いよいよ息継ぎ有りのバタ足へ移行です。
意外なほど余裕で息継ぎができました。これは苦しくなる前にするのがミソです。

苦しくなってから息継ぎすると、子供たちはまず間違いなく水を飲みます。
一度、呼吸をしようとして水を飲んでしまった子はなかなかその苦しさを忘れることができません。
これが息継ぎができない子が多く生まれてしまう原因です。
水を飲んで嫌になったら、その日はやめておいた方がいいでしょう。

自由に練習させているとどんどんうまくなって来ました。水のかき方が分かってくるのです。
バタ足よりも手のかきの方が進むようになり、13mほどを泳げるようになりました。

今日の最後はちょっとだけクロールの腕のかき方を教えて自由練習しておしまいです。
「また行きたいな」と言ってくれれば大成功なんですよね。
練習は本人が強く希望しない限り、(短いかな?)くらいでやめておきましょう。

こんな風に我が子を使って指導方法を試しているのです。
学校でうまく行ったことを家庭に、家庭でうまく行ったことを学校に。
その両方をネットに公開することで、みんなが楽しく学習できるようになるといいなぁ。
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この記事は個人のブログ「心の教室~ぼくと道徳と特活と~」の記事を一部修正して公開しています。
http://rixaw7.blog.so-net.ne.jp/

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