1 はじめに
この実践は、学校の外国語活動(英語活動)に取り組む先生たちを応援する目的で作られたサイト「使える外国語ネタ!」から許可をいただき転載しております。
2 『Hi, friends!』とは
『Hi, friends!』は、平成24年度4月より,全国の国公私立の小学校に文部科学省著作物として配布された小学校外国語活動のテキストです。分かりやすいイラストを使用し、より活動的かつ実践的に英語を学べるのが特徴です。
3 実践内容
ジェスチャーでキーワードゲーム(準備不要)
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①ペアを組み、二人の間に消しゴムやペットボトルのキャップを置きます。
②"I'm good.""I'm ok"など感情表現の中から、キーワードを選びます。
③子どもたちは教師に"How are you?"と尋ねます。
④教師は、感情表現の中から一つ選んで答えます。"I'm hungry."
④子どもたちはジェスチャーをしながら"I'm hungry."のように繰り返します。
④キーワードの感情表現を教師が言ったら、子どもは消しゴムをとります。
早いほうが勝ちです。
※子どもたちが喜怒哀楽を表現するので、表現の準備運動にもなります。
ジェスチャーあてクイズ
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①グループに分かれます。
②円の真ん中に、感情表現の絵が描かれたカードを裏返して置きます。
③ジェスチャーを最初にやる人を決めます。
④ジェスチャーをする人がカードをめくります。他の人には見せたらいけません。
⑤ジェスチャーをする人以外は何のジェスチャーをしているか、あてます。
⑥次の人がジェスチャーをします。
⑦同じ手順を繰り返します。
⑧10のジェスチャーを早く当てられたグル—プが勝ちです。
※上に書いてあるジェスチャーキーワードゲームと合わせて行うと効果的です。
速く読む!(会話にリズムとスピードを持たせるために)
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①スピードの速さを会話の目標にします。
②以下のような会話をなるべくリズミカルに速く言います。
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A"Hi,Shinya."
B"Hi,Takashi."
A"How are you?"
B"Not so good,and you?
A"I'm hungry"
B"What sports do you like?"←これらの会話はどこかで学習しておく。
A"I like soccer."
B"What color do you like?"
A"I like blue."
※英語を速くやりとりすることで、英語を流暢に話している感じになります。
※「○秒で読んでください。」時間を決めると子どもは乗ります。
4 指導案(リンク)
“Hi,friends!1” Lesson2(ジェスチャーゲーム)http://eigokatudo.com/lesson1-2.html
小学校外国語活動サイト(文部科学省)指導案①添付ファイル
小学校外国語活動サイト(文部科学省)指導案②添付ファイル
5 実践者紹介
古賀 真也(こが しんや)
埼玉大学教育学部卒業。大阪府池田市公立小学校勤務。
中学校と高校の英語の教員免許を所持している。「学級担任が進める英語 」をテーマに、小学校英語の研究を進めている。
6 編集後記
Lesson2では体を動かし表情を作りながら英語に触れます。座って話を聞くだけではないので、いつもと違う雰囲気で授業を進められるはずです。リズミカルにテンポよく英語を使う感覚を児童に体験してもらうことでもっと英語が好きになるかもしれませんね。
(編集・文責 EDUPEDIA編集部 石川瑛士)
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