1 はじめに
この実践は、学校の外国語活動(英語活動)に取り組む先生たちを応援する目的で作られたサイト「使える外国語ネタ!」から許可をいただき転載しております。
2 実践内容
ミッシングゲーム(定番)
- フラッシュカードカードを黒板いっぱいに並べます。※フラッシュカードには、Lessonで身につけさせたい絵と言葉が書かれています。大きさはB5くらい。
- 子どもたちに目をつぶらせます。"Close your eyes."
- 子どもたちが目をつぶっている間に、一枚カードを子どもたちが分からないように抜きます。
- "What's missing"「何がなくなった?」子どもたちに、なくなったカードが何かをあてさせます。
- 慣れてきたら2枚・3枚と抜くカードを増やしていきます。
ビンゴゲーム(定番)
- Hi,friends!1の後ろにある絵カードを切ります。※各教科の教科書の絵カードがあります。
- 絵カードをビンゴの枠に配置します。
- ビンゴをします。ビンゴゲームワークシートをダウンロード、3×3のマスです。
夢の時間割に名前をつける
好きな時間割を作ります。Hi,friends!1の後ろにある絵カードをコピーして作ってもいいです。
時間割に名前を付けます。例えば
「算数特訓時間割」←算数を多く入れる時など
「科学者養成コース」←理科を多く入れる時など
「アスリート強化スケジュール」←体育が毎日あるなど。
※名前をつけることで、時間割作りの目的に一貫性が出てきます。子どもたちは自然にバランスを考えます。
時間割を英語で発表し、時間割の名前となぜそのような時間割にしたのかもあわせてスピーチします。
いろんな国の教科書を子どもたちに見せる
いろんな国の教科書を子どもたちに見せます。
※大きな図書館などに置いてあるのでコピーなどを見せてもいいです。
自分の日課(daily routine)をスピーチする。
自分の決まった時間にしていることを、日本語で書きだします。
例 7時 朝起きる。/ 8時 家を出る。/ 19時 お風呂に入る。
それを英語に訳します。分からない英語はALTに質問します。班で交流するか、1人ずつがスピーチしてもいいです。
Hi,friends!デジタル版のプリントアウト用資料を活用しよう!
Hi,friends!のデジタル版の右下の右から3番目に書類のようなアイコンがあるので、クリックすると、lesson8の時間割のワークシートが3種類用意されています。1つは時間割のテーマと、なぜそのようにしたのかを書き込むスペースがあるもの。その他の2種類の時間割は、お互いに伝えあって時間割を完成させる活動で使用できます。
名刺カード、ビンゴシート、インタビューシートなどがあります。
教科書の誌面や絵カードのPDFファイルがあり、印刷して使用するときに便利です。
3 実践者紹介
古賀 真也(こが しんや)
埼玉大学教育学部卒業。大阪府池田市公立小学校勤務。
中学校と高校の英語の教員免許を所持している。「学級担任が進める英語 」をテーマに、小学校英語の研究を進めている。(2014年8月時点)
4 編集後記
教科書も終わりに近づく今回はスピーチに挑戦してもらいます。今まで習った単語を上手く組み合わせて子供たち一人一人オリジナルのスピーチを作成します。スピーチをスムーズに作成して、英語を話すことに自信を持ってもらえるような実践です。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 石川瑛士)
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