1 はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間教員をなさっている柴田克美先生がホームページに掲載されているさまざまな教育実践法の中の一つを紹介しています。
http://pinokio.blog.jp/
2 教室にあると役立つ小物
1.救急バッグ
わざわざ保健室にいかなくてもいいけが
- カッターで指を切った。
- 模造紙で指を切った。
- 頭を机の角にぶつけた。
- 頭が痛い。
つめきり、絆創膏、消毒薬、とげぬき、体温計、虫刺され薬、タイガーバームなどを入れた救急バッグ。大変重宝している。
2.タイマー
- 5分間テストの時。
- 帰りのしたくを3分でやるとき。
- 帰りの会の係の1分仕事の時。
- 問題をだして3分で考えてみようと言うとき。
などなど、大抵毎日使います。子どもにやらせるとすぐに使い方を覚えます。
3.班のボックス
分けるときも班長取りに行きなさい。で混乱しない。
中にはカード類(体育カード、音読カードなど)、地図帳、保健の資料、音楽ファイル、テストファイルなど様々考えられる。
4.はさみ
文房具で結構使うのが「はさみ」である。すぐに取り出せるところにあると便利である。教室机の脚に段ボールを三角にしてビニールテープを巻き、あぶなくないようにしておくと大変便利である。
今まで15年間くらいつかっているが、これで子どもがけがをしたことは一度もありません。
3 講師プロフィール
柴田克美(本名)
静岡県藤枝市生まれ。明治大学卒業後公立小学校教諭として33年勤め現在に至る。
その間、学研の「学習」「イマジン学園」連載、明治図書各雑誌の執筆、静岡出版文化会の「夏休みの友」など数々の著作がある。
「知的興奮・算数ドリル」(明治図書)はアドベンチャー算数として好評を博した。
近年は大手「アマゾン」の電子本サイトにてペンネーム剣崎克彦の名で「究極のダイエット」「雨ニ負ケ剣崎克彦詩集」「脳を鍛えて120歳」など多彩な分野へも執筆活動を続けている。
幼児教育の重要性を唱え、自分の息子は東大へ入学させている。現在、認知症の予防をするため介護施設をめぐりお年寄りに学ぶことの楽しさを届けている。静岡市在住。
近著
「教室掲示レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)
「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)
「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)
「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)
4 編集後記
教室においておくことで、ちょっとした時に役立つグッズをご紹介しました。私が特にあると便利なのではないかと感じたのはタイマーです。壁時計は時間を計って、制限時間になると音が鳴る、という機能は一般的にないと思いますが、タイマーがあれば時間をしっかり計ることができ、メリハリのある授業展開を実現できるのではないでしょうか。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 内藤かおり)
コメント