電気の利用6〜発熱の違いを調べよう〜(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

電気は、熱に変換して利用されている。発熱する条件について学習した。まず電熱器を提示して、観察した。

電熱器のスイッチを入れてみよう。どのような変化が起きますか。

  • 温かくなってきた。
  • 電熱線が赤くなった。

電気が熱に変わっていることを確かめてから、

電熱線がよく発熱するには、どうしたらいいだろう。

電熱線の太さについて尋ねると〈 細くする 〉と考えた子が多かった。
そこで発泡スチロールを切る実験をおこなった。

線の太さを変えながら、発泡スチロールが切れる時間を調べよう。

実験の結果、電熱線の太さを太くした方が、より早く切れることがわかった。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

この実践では電熱線を用いて、電気を光ではなく熱に変える実験を行います。電熱線は私が小学生の時も学習した記憶がありますが、発泡スチロールを用いたことはなかったので、とても身近なものでできて面白い実験だなと感じました。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 内藤かおり)

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