5・6年体育「スポーツテスト練習アイディア」(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

鉄棒運動

目次

  1. 吊り輪
  2. 登り棒
  3. ジャングルジム
  4. 鉄棒リレー

1.吊り輪

  • 吊り輪にぶら下がって体を一回転させる
  • 吊り輪を揺らしながら、体を一回転させる。

→ 結構、怖いものがある

2.登り棒

  • 両手で2本の登り棒を持つ。
  • 登り棒を持ったまま、体を一回転させる。
  • 足を浮かせた状態で、体を一回転させる。

3.ジャングルジム

  • 二人一組を作る。一人は補助をする。
  • ジャングルジムに膝をかけ、逆さになる。
  • 下に手を伸ばし、ジャングルジムをつかむ。
  • 「こうもり」のように、膝をはずし、地面に着地する。
  • この時、ジャングルジムをつかんだ手は離さないこと。

4.鉄棒リレー

  • 移動式鉄棒を、3~4列置く。
  • 前回り降りや逆上がりをする。終わったら前の鉄棒に進み、同じ技をする。
  • 一番向こう側の鉄棒まで行ったら、戻ってきて次の子とタッチをする。
  • 早く全員が終わったチームの勝ちとする。

  −−−−  −−−−  −−−− 三列目

  −−−−  −−−−  −−−− 二列目

  −−−−  −−−−  −−−− 一列目

  ↑     ↑      ↑   
    ●     ●      ● 子ども
    ●     ●      ● 
    ●     ●      ● 
    ●     ●      ● 

走り幅跳び

目次

  1. ウォームアップ(幅跳びをする前に)
  2. 助走
  3. 踏切板を使う
  4. ゴムを使う
  5. 空中姿勢(着地のための練習)

1.ウォームアップ(幅跳びをする前に)

  • ケンケン鬼ごっこ
  • ケンケンリレー
  • 跳躍遊び
  • 立ち幅跳び
  • 川とび(新聞とび)

 

2.助走

  • だんだんスピードをつけていく。
  • 踏み切るときが最高スピードになるようにする。
  • 自分の助走距離を知る。
  • 自分のスタート地点に、目印を置く。(小旗など)

3.踏切のステップ

  • 1歩で
  • 3歩で
  • 5歩で(1・2・1・2・3)
  • 7歩で(1・2・1・2・1・2・3)
  • 踏切板で(バネつき踏切板がよい)
  • 跳び箱を使って

4.ゴムを使う

  • 踏切位置の少し向こう側にゴムを張る。
  • 張ってあるゴムに触れないようにジャンプする。
  • ゴムの高さを少しずつ高くしていく。

※ ゴムの幅を広げていくより、高さを変えていく方が体を高くあげることが身につくようです。「足の裏が見えるように」という指示も効果的

5.空中姿勢(着地のための練習)

  • 立ち幅跳び
  • 跳び降り運動
  • 台上から跳び降りる
  • 鉄棒振り降り
  • 尻着地

3 プロフィール

静岡県教育サークル
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」 (明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

鉄棒は逆上がりがなかなかできず苦労した覚えがあります…。
ゲーム性をもたせる、他の道具を使う、様々な工夫が紹介されておりますので、
ぜひご活用ください。なんだか久しぶりに鉄棒がやりたくなってきました。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 細木和樹)

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