たのしいマラソン練習法(シリウス)

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作成者:Nanae Mori (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

1.マラソンカード

  例1.体育部報 No.22のカード
  例2.○○先生に○○してもらえるマラソンカード
  例3.日本一周名産品食べ歩きカード(全員の走行距離をあわせる)
  例4.世界1周名産品食べ歩きカード(全員の走行距離をあわせる)
  例5.マップ小出しマラソンカード

2.自分の成長に気づかせるために

 (1)  練習開始時とその後の記録の差をとる
 (2)  記録の伸びを得点化する
 (3)  記録の伸びが見られた子に努力賞をあげる

3.自分のペースを自覚させるために

例1.ゲームの要素を取り入れたペース走

  (1)  トラック1周を何秒で走るのがよいか自分のペースを知る(目標タイム)
  (2)  持久走(5~6周)を行う
  (3)  ペアを作り、目標タイムで一周を走ってこれるか、チェックしてもらう
  (4)  1周のタイムが目標タイムにくらべて ±0秒・・・・10点  ±5秒・・・・5点  ±10秒以上・・・・0点 などとし、合計点を出す
  (5)  練習を重ねることで、自分に一番合ったペースを知る

例2.脈拍数から自分のペースを知るペース走

  (1)  様々なペースでトラックを走り、運動直後の脈拍を10秒間測定する
  (2)  1分間の脈拍数に換算する
  (3)  脈拍160~170(回/分)のペースをはかる
  (4)  トレーニングプログラムを作成する

例3.ドラムカン持久走

  (1)  それぞれ距離の違うコースをつくる
  (2)  スタートして30秒後にちょうど最初の位置(ペースゾーン)に戻ってこれるようなコースを見つける
  (3)  ペアを作り、1周ごとにペースゾーンに戻ってこれたかどうかを見合う
  (4)  記録カードに○×をつける

4.全員で楽しみながら行うために

例1.バトンパス持久走

  (1)  2人1組に分かれる
  (2)  両側から「よーいどん」で走り出し、出会ったところで
     バトンパスをして折り返す
  (3)  自分のペースで走り、何往復かバトンパスをしたら休憩をする

例2.トレイン走

  (1)  2本のカラーコーンの間を3~4人の子どもが列車のようにつながって走る
  (2)  1グループの人数を多くして、カラーコーンを走る
  (3)  走るコースを工夫する(カーブ、障害物など)

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

ゲームの要素が入っていたり、相対的なタイムではなく自分の伸びで評価されたり、マラソンが苦手な子・嫌いな子も楽しめるマラソンのアイデアがたくさん詰まっているなと思いました。基本個人競技のマラソンを全員で楽しみながら行う、「バトンパス持久走」は特に魅力的に感じました。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 森七恵)

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