「己を知る」ことは、教師修行の第1歩!
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思いを語る、言葉にすることが自らを客観的に見つめる機会となります!今までを振り返り、節目で自分が、子供たちが新しくよい方向へ向かえることができるよう、チェックをしてみましょう。
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1.授業について編
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□ 管理職や先輩の先生に授業をたびたび見てもらったか。
□ 授業について、先輩の先生等によく質問したか。
□ 他の先生の授業をたびたび、見に行ったか。特に、参考となる授業を継続して見に行くようにしたか。
□ 授業の振り返り(実践記録)をつけているか
□ 毎日、板書計画を立てたか。デジカメ等で実際の板書を記録したか。
□ 個々の児童のデータをとり、誰の何が伸びているのか、あるいは誰が何で伸び悩んでいるのか、把握・分析・対策が取れているか。
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2.学級経営(生徒指導)について編
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□ 子どもと遊ぶ時間を確保しているか。
□ 1日1回以上は、声を出して笑いあう時間があったか。意識して、毎日、笑うようにしてきたか。
□ 学級で気になる子はいるか。その子への具体的な対応を先輩の教員に相談しているか。
□ この子とは・・・この親とは・・・つながったと思えたか。それはなぜか。
□ 保護者からの訴えやクレームについて、きちんと整理し、分析や対応を考えたか。
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夏を制するものは、年度を制す!
夏季休業中に授業力をつける・2学期に備えるために
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学期中は日々の仕事に追われ、先手を打つことができずにずるずると後手後手に回ってしまう状況に陥りがちです。長期の休業期間にしかできない取り組みを
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・・・例えば
☆情報を得る(本を読む、研修会へ出かける)
☆1学期の実践を振り返り、2学期の実践のポイントを絞る
☆人に会う、同業者(異業者)と仕事の話をする
☆2学期の見通しをたてる
☆子どもに暑中(残暑)見舞いはがきを出す
☆いろいろな先輩をつかまえて、気になっていることや悩みを片っ端から質問しておく。
☆2学期への決意をA4版1枚にまとめ、校内全教職員へ配布する。
☆教室の整理整頓、機能的な環境整備を進める。
☆教具教材を作成し、備蓄しておく。短時間で集中力がつく教材、授業や単元の終了時にするまとめテストなど。
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題には「2学期を迎えるに」と書きましたが、行事が終わった後の節目や、3学期の始め、そしてもちろん新年度の始まりの時期に、このように基本に戻って体制を建て直す機会が持てるといいですね。特に若い教師の方々には冷静な目を持って学級を崩壊させないようにスタートを切ることができるように、見直す機会を持つことをおすすめします。
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