全校かくれんぼ大会・宝探し大会(シリウス)

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作成者:佐竹 琴奈 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

目的

全校のみんなで班対抗のゲーム大会を行うことを通して、班ごとで協力したり、仲間意識をもったりすることができ、全校で楽しいひとときをもつ。

場所

体育館、校舎全体

かくれんぼ大会

ルール

  • 先生たちが仕事で使う部屋には隠れない。
  • トイレに鍵をかけない。
  • 各階に1人職員を配置し、安全確認する。

流れ

  1. 体育館になかよし班(異学年集団)ごと集まる。
  2. 各班6人ずつ隠れる子を決める。6人×14グループ=84人が隠れた。
  3. 隠れる子は、赤白帽で赤帽子にする、ほかの子(探す子)は白帽子にする。
  4. 赤帽子の子たちは、校舎内のどこかに隠れる。
  5. 5分たったら、白帽子がなかよし班のペア(1年生と6年生、2年生と4年生など)ごとに探しに出かける。体育館から出るときには、時間差をつける。
  6. 赤帽子を見つけたら体育館に連行する。
  7. 5分後の音楽が流れたら全員が体育館に戻り、初めの隊形に列ぶ。
  8. 班ごと見つけた赤帽子の数を報告する。
  9. 赤帽子をたくさん見つけた班の優勝。優勝は20人でした。

※全校生徒に捜索されても見つからなかった子が2人いました。うちのクラスの子です。感想を下に載せました。

宝さがし大会

ルール

  • 隠していいのは、廊下・昇降口・トイレなど。個人の掲示物や靴箱には隠さない。教室内も荒らされるので隠さない。
  • カードの裏に隠した班の名前が書いてあるので、自分の班のカードは取らない。
  • 各階に1人職員を配置し、安全確認する。
  • 得点にかかわらず、グランドチャンピオンカードを見つけた班は優勝。
  • 大ぼけカードを見つけてしまったチームは最下位。
  • カードに書かれた星の数が点数。+10点カード−10点カードもある。

流れ

  1. 体育館になかよし班(異学年集団)ごと集まる。
  2. 各班の6年生がイラスト入りカード(宝物)を隠しに出かける。イラストによって得点の差がある。(イラスト入りカード(宝物)は、色画用紙を印刷したもの)
  3. 隠し終わったら、なかよし班のペアごとに宝物を探しに出かける。体育館から出るときには、時間差をつける。
  4. 5分後の音楽が流れたら、全員が体育館に戻り、初めの隊形に列ぶ。
  5. イラスト入りカード(宝物)の得点を発表する。
  6. 班ごとの得点の合計を出して、順位を発表する。

※最下位班は最も宝物を集めていました。ブービー賞は−37点でした。

児童の感想(自学より)

  • なかよし班遊びを全校でやるなんて、私はすごいと思いました。かくれんぼも宝さがしも見つけられなかったけど、楽しかったです。またやりたいと思っています。
  • 今日はなかよし班で全校舎を使ったかくれんぼをしました。ぼくはパソコン室のビデオの下にかくれました。パソコン室には3人ぐらいかくれました。その人たちは捕まりました。でもぼくは生き残りました。これを初めにかくれんぼの全国大会用のルールができるといいなぁ、と思いました。
  • 宝さがしをやりました。でも4年生とのころには何もありませんでした。もどってみたら、Mちゃんが「私の班にはドクロのカードがあるからビリになるかも…」と言っていました。結果発表。何と!私の班には点数関係なく優勝するカードがあったのだ。そのとき私は「やったー、優勝だ」と思いました。とてもうれしかったです。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
(2015年1月時点のものです)

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

児童の感想から、とても楽しそうな光景が思い浮かびました。ある決まりやルールの範囲のなかで、楽しく遊ぶことを学ぶ機会になります。また、異学年集団で行うことで、高学年の子どもたちのリーダーシップが発揮され、また低学年・中学年の子どもたちにも協調性が育まれるのではないでしょうか。ぜひ、ご活用ください。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 佐竹琴奈)

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