1 はじめに
最も簡単なのは、「よっしゃ!」「やれる!!」などとガッツポーズをとりながら、お腹に力を込めて掛け声をかけることです。(職員室で難しければ、トイレの個室などでどうぞ)
他にも、背筋を伸ばしたり、深呼吸をするというのも効果的ですが、今回は以下をおすすめします。
2 実践内容
空き時間や休みの日に、下記をノートに書き出します。書くことで頭の中がすっきりします。
一度に全てが難しければ、一日1つずつでもいいので、下記の問いに答えて思ったことを書いてみてください。
自分への10の質問
- そもそも教師を志したきっかけは?
- あなたが中学校の教師なら自分が中学生の時、高校の教師なら自分が高校生の時、尊敬する教師はどんな教師だった?どういう点が尊敬できた?
- 中学や高校の時嫌いだった教師は、どういう点が嫌いだった?それを反面教師にするとしたら、どういかす?
- 理想とする人はどんな人?(教師でも研究者でもアーティストでも歴史上の人物でもだれでもOK)
- 4)が仮に坂本竜馬だとしたら、今自分が坂本竜馬になったとして、理想的な教師像を想像するとしたら、どんな教師?
- その理想的な教師として、ワクワクする一日を過ごせるとしたら、どんな一日だったらいい?
- 生徒たちが成人式や社会人になったとき、どんな大人になってほしい?
- 現実はどんな一日を過ごしている?
- 6)と8)の違いは何?
- 少しでも6)や7)に近づけるとしたら、ここ2,3日でできる小さなことは何?まず何から始める?
例えば 8)で、「クレームをつけてくる保護者Bさんの対応が気が重い」とします。
10)で坂本竜馬(のような理想的な自分)ならBさんにどんな風に対処するだろう?とか
坂本竜馬なら周りの教師や他の保護者をどんな風に巻き込むだろう?などと想像して、ノートに書いてみます。
10)のポイントは、小さくてラクにできることでいいということです。
まずBさんにこんな風に電話をしてみようとシュミレーションしてみる (これは金メダリストもやっている『メンタルリハーサル』です)だけでもいいんです。
その最初の小さな一歩が、やがて大きな結果を生み出します。
自分で自分をほめる
そして、あなたの取り組まれていることは、次世代をイキイキと輝かせる素晴らしくて尊いことです。ぜひ自分で自分をほめることを、習慣化してください。おすすめは、毎朝洗面所の鏡の中の自分に「がんばってるね」「さすがだね」などと、声に出して伝えることです。そうすると、生徒にも声に出して「がんばってるね」と言いやすくなります。
3 執筆者プロフィール
文 プロコーチ 喜多見明日香
~主な著書~
「50歳から自分らしく生きる おばさん脱却法: 自分を好きになるセルフコーチング」[Kindle版]
4 関連記事
「一人でできるモチベーションを高める方法」(本記事)
https://edupedia.jp/article/562cf4578f37c3000029fce5
「生徒の可能性の引き出し方」
https://edupedia.jp/article/562cf0998f37c3000029fcd8
「トラウマを持った生徒との接し方」
https://edupedia.jp/article/562cf59b8f37c3000029fce8
5 コンテンツ提供
※オンラインカウンセリングとは、臨床心理士がSkypeやlineや電話などを利用し患者とコミュニケーションをとり、カウンセリングを行っていく方法
- オンラインコーチング ボトルボイス
- リンク https://bottlevoice.com
コメント