太陽エネルギーって何だろう?~太陽の力でごはんができる~(ESD環境教育プログラム・群馬県)

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作成者:Ayumi Yasui (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

この実践は環境省「平成26年度 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」内で作成された、ESD環境教育プログラムです。ここから単元計画もダウンロードできます。

太陽エネルギーって何だろう? ~太陽の力でごはんができる~99-1.pdf

2 ESDとは

ESD(Education for Sustainable Development)とは、「持続可能な開発のための教育」という意味で、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育のことを言います。環境、人権、健康福祉、多文化共生、まちづくりなどの様々なテーマがあります。

3 実践内容

ESDの要素

持続可能な社会づくりの構成概念

  • 有限性…私たちの生活は多くのエネルギーによって支えられていますが、経済活動の活発化などから急激な環境変化が生じています。また、枯渇資源を消費しての経済活動は変化・変容する必要があります。
  • 連携性…地域特性に合わせた最適なエネルギーを選択しますが、様々な状況に応じて互いに連携・協力することが大切です。
  • 責任性…3種の太陽由来のエネルギーにはそれぞれ長所・短所があり、現存のエネルギーには限りがあります。地域の環境特性に合わせたエネルギーを選択し、一人ひとりが変容する必要があります。

ESDで育みたい能力・態度 

【批判】批判的に考える力

現状のエネルギー事情についてよく検討・理解して本質を見抜き、積極的により良い解決策を考えます。

【未来】未来像を予測して計画を立てる力

過去や現在のエネルギー事情や地域の特性を理解し、未来像を予想して、他者と共有しながら、適切なエネルギー利用方法を計画する。

【多面】多面的、総合的に考える力

人(世代)・もの(導入費用)・こと(事件などの出来事)・社会(地域特性)・自然(環境)などを多面的に理解し、3種のエネルギーの長所・短所(適材適所)にあわせた、活用方法を総合的に考えます。

プログラムの目標

  1. 私たちが使うエネルギーの多くが太陽に由来していることに気づく
  2. 日本がエネルギー多消費型の社会となっていることに気付き、地球温暖化問題の原因となっていることを理解する
  3. 日々の暮らしを支えるエネルギーがどのように得られているのかを理解する
  4. 地球温暖化問題を緩和するために、どのような取組が必要か考える態度を養う

プログラムの概要

太陽由来のエネルギーをテーマに、

  1. 日々の暮らしの中にどれだけのエネルギーが必要で、暮らしを便利にしているのか理解します。《薪(熱エネルギー)》
  2. 多くのエネルギーが太陽のエネルギーから得られることを理解します。《ソーラーパネル(太陽光エネルギーを電気変換)》
  3. 生み出されたエネルギーの消費量を理解し、どの様な環境影響があり、どのような行動をとれば、環境への影響が抑えられるか考える態度を養います。《ソーラークラッカー(太陽エネルギー)》

3種のエネルギーで「パウンドケーキやご飯」を作り、体験を通じてそれぞれのエネルギーの長所・短所を理解します。最後に私たちに出来ることを提案しまとめ、発表します。

学習指導要領との関連

  • 小学校6年 理科
  • 小学校5,6年 家庭

プログラム(単元・題材)の展開の流れ(全12時間)

  • プログラムのダウンロードはこちらから

太陽エネルギーって何だろう? ~太陽の力でごはんができる~99-1.pdf

引用元

4 編集後記

太陽エネルギーを通して、エネルギー消費や地球温暖化について学ぶ実践です。ご飯やパンケーキを作ったり、毎日どれくらいのエネルギーを使っているかを調べたりすることで、自分の生活に即して楽しみながらエネルギーについて考えることができると思います。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 安井愛弓美)

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