緑のカーテンからはじめよう  ~私たちの暮らしと太陽エネルギー(ESD環境教育プログラム・静岡県)

GOOD!
1972
回閲覧
32
GOOD

作成者:miyu ohtaさん

1 はじめに

この実践は環境省「平成26年度 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」内で作成された、ESD環境教育プログラムです。ここから単元計画もダウンロードできます。

緑のカーテンからはじめよう~私たちの暮らしと太陽エネルギー~(ESD環境教育プログラム・静岡県).pdf

2 ESDとは

ESD(Education for Sustainable Development)とは、「持続可能な開発のための教育」という意味で、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育のことを言います。環境、人権、健康福祉、多文化共生、まちづくりなどの様々なテーマがあります。

3 実践内容

ESDの要素

持続可能な社会づくりの構成概念

  • 相互性…太陽の光は熱や電気に変えることができること、また、ツル性植物は太陽の光と熱を受けて成長し、太陽の光や熱を和らげる機能を持っていることを学びます。
  • 責任性…協力してツル性植物を栽培し緑のカーテンができるまで育てる経験を通して、クラスの中での役割を担いつつ、一つのことをやり遂げる責任感を養います。

ESDで育みたい能力・態度 

【未来】未来像を予測して計画を立てる力

ツル植物の成長などについて事前に予測し、全体像のイメージや計画を立てて、クラスの中で役割分担しながら栽培します。

【多面】多面的、総合的に考える力

太陽光は、夏は熱中症を引き起こすほどのエネルギーを持っているが、植物を育てたり、熱限として利用したりできることを学びます。

【関連】つながりを尊重する態度

ツル植物の成長は光や温度の条件とかかわりあっていることに気づき、生物は太陽の働きによって生きていることを学びます。

プログラムの目標

  1. ソーラークッカーによる調理を行い、太陽光を鏡で集めると大きな熱を得られることに気づき、自然エネルギー利用の可能性と方法・技術を学ぶとともに、日常生活の中で利用できるか考え、実践する。
  2. ツル性植物を協力して育て、植物の成長を、季節、天候、気温、時間などと関係づけながら見守ることにより環境とのかかわりを考え、自然を愛護する態度を育てる。
  3. 緑のカーテンが夏の気温上昇を抑制することを観察し、植物による遮蔽や蒸散の効果を理解するとともに、植物の大切さに気づき、暮らしの中に植物を取り入れるなど環境に配慮した生活の実践ができるようにする。

プログラムの概要

緑のカーテンは、ツル性の植物で窓や壁を覆い、太陽光を遮ることによって夏季の室温上昇を抑える効果があります。最初に太陽光が大きなエネルギーを持っていることを、児童はソーラークッカーを用いた調理で体感します。その後、ツル植物を栽培し、成長の様子を観察するとともに、植物が繁茂した後に緑のカーテンの効果を測定する実験を行ういます。これらの活動を通じて、自然エネルギーの活用と制御の方法を学び、生活の中に太陽エネルギーや緑のカーテンを進んで取り入れようとする態度を養い、行動に結びつけます。

学習指導要領との関連

  • 小学校3,4年 理科

プログラム(単元・題材)の展開の流れ(全10時間)

  • プログラムのダウンロードはこちらから

緑のカーテンからはじめよう~私たちの暮らしと太陽エネルギー~(ESD環境教育プログラム・静岡県).pdf

引用元

4 編集後記

緑のカーテンはいいものだ、で終わらせない。実際につくってみることで「理科」がどのようにしてこれから先に生かされていくのかを実感する良い機会になると思います。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 太田 美佑)

コメント

コメントはまだありません

    より良い実践のためには、あなたの励ましや建設的な対案が欠かせません。
    ログインして、ぜひコメント欄をご活用ください。