鞘ヶ谷のエコシステムをつくろう!~(ESD環境教育プログラム・福岡県)

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作成者:真帆 白川 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

この実践は環境省「平成26年度 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」内で作成された、ESD環境教育プログラムです。

ここから単元計画もダウンロードできます。

鞘ヶ谷のエコシステムをつくろう!~(ESD環境教育・福岡県).pdf

2 実践内容

ESDの要素

持続可能な社会づくりの構成概念

  • 多様性…絶滅危惧種のような特別な生きものだけでなく、身近に見られる普通の生きものたちも重要であることを学びます。
  • 相互性…動物や植物だけでなく、人間も関わり合って生態系が成り立っていることを学びます。
  • 有限性…人間は様々な生きものから資源を得ているが、生態系のシステムが壊れると元どおりには戻らず、資源も得られなくなることを学びます。
  • 責任性…持続可能な動植物の生息生育環境とするためには、自分たち一人一人の責任に気づき行動することが大切であることを学びます。

ESDで育みたい能力・態度 

【批判】批判的に考える力

他者の意見を聞き、自分の考えと比較することでそれでいいのか、他に良案がないのか考えをまとめることができる。

【未来】未来像を予測して計画を立てる力

自分が思い描く持続可能な社会へ向かうためにはなにが必要か、どのように行動すればいいのか考えることができる。

【多面】多面的、総合的に考える力

人間と自然環境との関わりだけでなく、経済的、社会的、文化的等の面からのアプローチができるようになる。

【関連】つながりを尊重する態度

人間は様々な事柄とつながっているとともに、それらのお陰で存在していることを知り、尊重し大切にすることができる。

プログラムの目標

  1. 身近な自然環境について学ぶことで、自分たちの身の回りに豊かな自然があることに気づく。また、そこに生息する生き物には「親子」「共生」「捕食-被食」という様々な“つながり”があることを学び、生態系ピラミッドを作成することで「弱肉強食」「食物連鎖」を理解する。
  2. 世界の絶滅危惧種について学ぶことで、「種の保存」や「生物多様性」について考え、人間も生態系の一部であることを認識するとともに、自然への畏敬の思いや愛着心を持つようになる。
  3. グループワークに積極的に参加し、自分の考えを発表するとともに、他の人の考えをしっかりと聞くことができる。

プログラムの概要

生態系(エコシステム)について学び、持続可能な社会の構築について考え・行動する人づくりを目的としています。またESDの視点から、正解を求めるのではなく、豊かな発想を養い、自分の意見を述べ、他の人の意見を受け入れる力をつけることも目指します。具体的には、エコシステム学習プログラムの生きものカードを用いて、人間を含む生態系ピラミッドを作成し、自然の中のさまざまな関係性や生き物と人間のつながりについて考え、次に、世界の絶滅危惧種について、その生息環境の減少や種の絶滅が危惧される理由について学びます。そして、生態系の一部である人間が他の生き物と自然の中で調和し、共生していくために大切なことを話し合います。

学習指導要領との関連

  • 小学校3,4年 理科

プログラム(単元・題材)の展開の流れ(全12時間)

  • プログラムのダウンロードはこちらから

鞘ヶ谷のエコシステムをつくろう!~(ESD環境教育・福岡県).pdf

引用元

3 編集後記

このプログラムでは身近な生き物や植物を探したり育てたりすることをはじめに行います。身の回りの生き物や植物について詳しくなれます。人間を含む生態系ピラミッドを作成することによって、生き物と人間の関係性を考えられると思います。そこから、生態系ピラミッドの頂点にいる人間が生き物と共存するために何をすべきか、考えをさらに深められるのではないでしょうか。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 白川真帆)

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