「立体」未来都市の風景(シリウス)

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作成者:Nanae Mori (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

■未来都市の風景

 立方体や直方体、三角柱、円柱などを使った未来都市の風景を提示し、その都市の建物を調査していくという設定で授業を進める。

(1)箱当てゲームをしよう

  • いろいろな箱を類別し、直方体や立方体の定義を理解する。
  • 直方体と立方体の面・辺・頂点の数を調べその関係が分かる。
  • 未来都市アルカスについて知り、今後の学習への意欲をもつ。

(2)積み木はなぜきちんと積めるのか考えよう

  • 直方体と立方体の面と面、辺と辺の垂直・平行の関係を調べる。
  • 直方体と立方体の面と辺の垂直関係を調べる。

(3)見る方向を考えながら直方体と立方体の見取り図をかこう。

  1. 写真を見ながら、方眼紙に見取り図を描く。
  2. 写真をもとに、3本の辺のかいてあるシートに見取り図を描く。
  3. ジオボードでイメージをふくらめて、平行なドットに見取り図を描く。

(4)直方体の展開図について調査せよ

  1. 見取り図から展開図に挑戦する(難しい子は具体物を見ながら描く)
  2. 石けんの箱などを辺にそって転がしながら、展開図を完成させる。測って描く。
  3. 面を切り取ってセロテープで貼り付けて展開図を完成する。3つの面から描く。

(5)立方体の展開図について調査せよ

  • 未完成のサイコロの展開図の完成図を考える

(6)未来都市の建物を調査せよ

  • 角柱や円柱の構成要素を調べる。
  • まとめ(どんどんコースはオイラーの定理に迫る<頂点の数+面の数ー辺の数=2>)

(7)未来都市をつくろう。

  • いろいろな立体の展開図や見取り図に挑戦する。

(原実践は、静岡県熱海市立熱海第二小の実践です。)

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス

1984年創立。

「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。

最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。
それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

(2015年1月時点のものです)

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウト&アイデア事典」(2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

イメージが難しい立体の分野ですが、入り込みやすい工夫がたくさん詰まっていると思います。立体未来都市という表現によって好奇心が駆り立てられる上、建物として提示され触れることもできるので、図形が苦手な子どもにも親しみやすい実践だと思います。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 森七恵)

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