給食指導の工夫

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1 給食指導の工夫

はじめに

給食指導は子どもや学校の実態や教師の考えが様々にあります。
みなさんはどのように指導されているでしょうか。

「へらす」ことをよしとするか、「残す」ことをよしとするか

私は子どもが自分で考え、行動するようになることを願っています。
そして、食べることの良さを少しでも感じられればと思っています。
それの上で考えると残すということは、「食べられなかった」という
経験を子どもにさせてしまったことになります。
一方で減らしてでも全部食べれたら、「食べられた」という経験を
子どもがすることができます。
どちらがよいでしょうか?

「教師」がへらすか、「子ども」がへらすか。

子どもが自分でへらすことに不安を感じることがありました。
「へらしすぎるのではないか」と。
なのではじめは子どもと相談することからはじめました。
そして、がんばる姿が見られるようになってきた段階で
子どもに任せるようにしました。
もちろんそれがよいかは分かりません。
ただ子どもが自分で考え、行動できるようになれたら
という願いで判断しました。

おかわりはおかずだけ?

みなさんはおかわりをどのようにしているでしょうか。
まず一番残りやすいものは何でしょう。
もちろん実態によって違いますが、
私の周りではご飯が多いようです。
私もそうでした。
私はおかわりについて考えるいい機会だと思いました。
先輩の先生に相談すると、「そもそも主食はおかずとたべるものだよ。」と
アドバイスを頂きました。
そこで「いただきます」の後に主食とおかずをセットで
おかわりをできるようにしてみました。
すると…
完食する日が続いたのです。
「完食を目指そう!!」など目標を立てるのもよいかもしれません。
しかし、主食とセットでおかわりをすることで、頑張って食べるのではなく、
給食を「おしいい!」と感じる子が増えてきました。
みなさんはどのように給食指導をしているでしょうか?

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