目次
1 はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/
2 実践内容
1.部首のプリントを配り、知っている名前を言わせます。
2.名前がわからなかったものを教えた後に、7つのグループに仲間分けをします。
3.仲間分けができたところで、部首の名前と位置を確認していきました。
- へん:さんずい、きへん、にんべん
- あし:れっか、ひとあし、こころ
- かまえ:くにがまえ、はこがまえ、もんがまえ
- かんむり:あめかんむり、くさかんむり、うかんむり
- たれ:やまいだれ、まだれ、がんだれ
- にょう:えんにょう、そうにょう、しんにょう
- つくり:おおがい、おのづくり、すんづくり
4.本の中から部首を使った字を探して、表の中に書きます
5.部首の意味について考えさせます
- 木偏のつく字を集めます。 林、机、橋、材
- 漢字をもとに何に関係あるか考えさせます。
- 同様に「さんずい→水」「うかんむり→屋根」「しんにょう→道」について扱います。
6.【学習アニメの館】をみます。
7.部首カルタをしましょう。
- 読み手が「水に関係ある」と読みあげます
- 取り手が「さんずい」を探してカルタを取り合います
3 プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
4 書籍のご紹介
「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)
「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)
「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)
「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)
5 編集後記
漢字を部首別に分類することで部首というものがわかり、部首の意味を調べることで部首の役割を考え、覚えた知識が定着するよう部首カルタを取り入れたり・・・と、今後にもつながる部首を楽しく学習できたようです。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 河村寛希)
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