つながりに気づく、つながりを築く ~ふるさと伏見川を守り続けるためには~(ESD環境教育プログラム・石川県)

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作成者:真帆 白川 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

この実践は環境省「平成26年度 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」内で作成された、ESD環境教育プログラムです。ここから単元計画もダウンロードできます。

つながりに気づく、つながりを築く ~ふるさと伏見川を守り続けるためには~107-1.pdf

2 ESDとは

ESD(Education for Sustainable Development)とは、「持続可能な開発のための教育」という意味で、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育のことを言います。環境、人権、健康福祉、多文化共生、まちづくりなどの様々なテーマがあります。

3 実践内容

ESDの要素

持続可能な社会づくりの構成概念

  • 相互性…上流、中流、下流はつながり、川に支えられて人間の暮らしが成り立っていることに気づき、自然を大切にする態度を培います。
  • 責任性…地域の環境について学び、自分にできることを考え、より良い環境を生み出すための行動意欲、態度を育みます。
  • 連帯性…地域の環境団体で活動する人や行政職員等多くの主体と、地域とともに伏見川を守り続けるための行動を見いだす。

ESDで育みたい能力・態度 

【未来】未来像を予測して計画を立てる力

伏見川を守り続けるために、色々な人の思いや考えを聞き、未来にはどうあるべきかを考え、提案します。

【多面】多面的、総合的に考える力

防災のための工事(開発)と生き物のすみかとしての保全など、川を取り巻く状況を多面的な視点で捉えます。

【関連】つながりを尊重する態度

森林、水生生物、防災などのつながりに気づき、伏見川を守り続けるために大切なことを学習します。

プログラムの目標

  1. 伏見川を守り続けるために、森林、水生生物、防災とのつながりについて、自分なりの問題意識を持ちます。
  2. 自然の様子を調べたり、自然を守り続ける人の話を聞いたりしながら、友達と協力して収集した情報を分析し、活用します。

プログラムの概要

三馬小学校では、毎年市役所からサケの卵をもらい、育て、学校近くの伏見川に放流しています。伏見川は児童にあまり親しみのない川です。「伏見川にサケを放流して大丈夫なのかな」。児童の疑問から授業はスタートします。「伏見川はきれいな川なの?」、「昔と違うところはどこ?」、「上流・中流・下流の状況はどう違うの?」「地域の人は伏見川をどう思っているのだろう?」、児童の調べ学習が進みます。森林組合、漁業組合の人にインタビューに出かけたり、森や海に行ったり、映像を見たり、そして児童は気づきます。「人間と川、川の生き物はつながっている。伏見川を石川県NO.1の川にしたい」。児童が作成した自慢の「伏見川宣言」。伝えたくなる、何かをしたくなる授業です。

学習指導要領との関連

  • 小学校5年 社会
  • 小学校5年 理科

プログラム(単元・題材)の展開の流れ(全12時間)

  • プログラムのダウンロードはこちらから

つながりに気づく、つながりを築く ~ふるさと伏見川を守り続けるためには~107-1.pdf

引用元

4 編集後記

児童たちの身近にある伏見川を守り続けるために森林や防災などとの繋がりについて調べたり、自然を守り続ける人の話を聞いたりします。地元や伏見川に対する愛着感が生まれてくると思います。今後も自然を守るために地域住民ができることを学習発表会で伝えるプログラムになっています。地域住民との交流で社会参画も体験することができると思います。
(編集・文責:白川真帆 EDUPEDIA編集部 )

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