走る距離を選ぶリレー(シリウス)

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作成者:福元 明美 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

短距離走やリレーは個人差がはっきり出やすい教材である。足の速い子ばかりではない。たとえ足が速くなくても先頭を走ったり一番になったりして走ることの喜びを感じてほしい。

◆走る距離を選ぶ短距離走

ハンディのある短距離走である。
ルール
• 自分が折り返すカラーコーンを決める。(長、中、短)
• コースによって点数が違う。(長:5点、中:3点、短:1点)
• 7秒だったら 笛を吹く。ゴールできなかったら0点です。
• 班ごとの点数を合計する。
  ▲      △   △   △
スタート    1点  3点  5点
一人ずつゲットした得点を合計してチームの得点とした。その得点で競い合う。子ども達は「どのカラーコーン」で折り返すかを考えながら距離を決めていた。自信のない子は、近くのコーンで確実に得点をゲットした。一方、足の速さに自信のある子が長いコースを選んだけれども0点だったというケースも生まれ面白かった。

◆走る距離を選ぶリレー

上の短距離走にバトンを加えてリレーにした。
ルール
• 走るコースと人数を指定する。(長1人、中3人、短2人など)
• 誰がどのコースを走るか、走る順番を考えさせる。
• バトンを持って「用意、ドン」
誰がどのコースを走るのか一生懸命をしていた。 1回優勝するごとに、スタート位置が後ろにずれる・運ぶバトンの数を増やすなどハンディをつけると面白い。

◆F1エフワンリレー

8の字のような極端にコース中央がくびれたコースを作ると子ども達はもうそれだけで興味深々である。
「どうやって走るの?」と聞いてくる。
スケートのように2チームによる対抗戦である 。中央のところに来たらコースが入れ替わる。急カーブがあったり走るコースが長くなったり短くなったりするので抜きつ抜かれつの展開になりハラハラする。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)
「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)
「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)
「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

私は小学生の頃から体育があまり得意ではなく、リレーで走ることに喜びを感じていませんでした。しかし、今回この記事を書きながら、これらのリレーなら体育の得意不得意にかかわらず誰でも楽しめそうだと思いました。もしも私が小学生の頃にこのリレーに出会っていたなら、もう少し体育を好きになれたかもしれません。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 福元明美)

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