盲導犬との交流会 ~総合的な学習・福祉

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

1 単元

あなたのことをもっと知りたい ~今わたしたちにできること~

※盲導犬のことが中心になった単元です。盲導犬を派遣してくれる各地域に協会があると思いますので、「盲導犬・派遣」で検索してみましょう。

2 単元目標

直接的な体験を通して、障害者の問題を身近な問題として捉え、自分なりの問いを見出し、行動することができる。

3 指導にあたって

本学級の子ども達は、その多くがとても元気で、活力がある。反面、自己中心的な言動で、他人を傷つけてしまうことも少なくない。今年度の総合学習のテーマを、「かがやく生命」とし、人と自然、人と人とが共存して行く社会の大切さを学ぶ活動を進めてきた。しかし、まだまだ、その理解は表層的なものに留まっている。 2学期は、「あなたのことをもっと知りたい~今わたしたちにできること~」という小単元を設定した。日本の社会には、今なお障害者や高齢者にとって様々な「バリア(障壁)」が存在する。これらをなくするには、一人ひとりの心のバリアを取り除くことからはじまる。豊岡市にも、身体が不自由で車椅子に乗っておられる方、目の不自由な方などがおられる。しかし、子ども達に聞いてみると「知らない。」と、その多くが無関心であった。社会性・情緒面の発達が著しいこの時期だからこそ、障害者も高齢者も健常者もみんな同じ人間であり、1つの社会を形成していく仲間であることを自らの問題として心で感じ、“心のバリアフリー”を図ることが必要であると考える。障害を持つ方に無関心でいる子どもたちが、身近な問題として捉えられるようにするためには、様々な体験が必要である。体験することで、様々なバリアに気づき、心のバリアフリーの必要性が理解できると考える。
本時は、盲導犬をとりあげる。子どもたちにとって、犬は身近な動物ということから、より興味や関心を喚起できると考えたからである。その手段として、「がんばれ盲導犬サーブ」という本から、子供の心に迫りたい。盲導犬がはじめて世の中にその役割を認められた話であり、盲導犬とその主人の心の結びつきの強さがよく出ているとても感動的な本である。子供たちの盲導犬についての関心を高め、これから盲導犬について深く調べて行きたいという意欲を持たせるとともに、いい本に出会う感動を感じ取らせたい。
今後の学習としては、実際に盲導犬に出会う場を設け、盲導犬をより身近に感じ、自分たちの疑問を解決し、盲導犬や障害者に対する心のバリアフリーを深めたい。その際、ゲストティチャーを招いての会の計画、準備、進行もできるだけ子ども達主体で進めたい。そうすることで、受身的な態度ではなく、より積極的な考えや行動が生まれてくると考える。そうして、これから先、障害がある、ないに関わらず、困っている人を見つけたら一声かけ、行動できる勇気を持ってくれることを期待する。

4 単元計画(全20時間)

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第1次
バリアフリーとユニバーサルデザイン(3時間)
第2次
アイマスク体験をしよう(2時間)
第3次
盲導犬について知ろう(8時間)
・ 盲導犬を知ろう〔1時間〕・・・本時
・ 盲導犬について調べよう〔2時間〕
・ 盲導犬との交流会を成功させよう〔2時間〕
・ 盲導犬との交流会・反省会〔3時間〕
第4次
障害のある方の気持ちや、願いをつかもう(2時間)
第5次
自分たちにできることは何だろう(5時間)

5 本時の学習(第3次・1時間目)

(1)目標

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・盲導犬の役割を知る。
・盲導犬について関心を持ち、自分なりの考えや疑問を持つことができる。
・本の内容から、サーブと亀山さんの心の結びつきを感じとることができる。

(2)展開

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