身近な環境に目を向けよう!(総合的な学習) ~ホームページによるプレゼンテーション

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目次

1 指導にあたって

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自然学校をはじめとして、自然に“ふれる”活動からスタートした5年生。2学期では、国語科・ 社会科での学習を契機として「環境問題」について各自テーマを設定し、調べ活動を展開し た。テーマ決定の後、子ども達は学校や市の図書館を利用して文献を読んだり、インターネッ トを利用したりして情報を集めていった。そうして集めた情報から自分なりのレポートを作成し、 クラスの中で交流した。しかし、その多くは、調べた文章そのままでかなり難しく理解困難であ ったり、取り上げている話題が遠い世界の出来事のように感じられたりするものが多かった。 その後の話し合いの中で、子ども達は身近な環境について考えるという新たな活動の視点 を設定した。なぜなら、レポートの中でわかりやすかったのは、身近な生活と関係することにつ いて述べてあるものだという意見が多かったからである。さらに、この新たな活動をどのようにま とめていくかという話し合いにおいて取り上げたのが、コンピュータの利用である。文字、写真 をはじめとする様々なメディアを統合することができ、さらにホームページ形式でまとめることに よって、より多くの人に伝えることができる点に注目したのである。 この新たな視点により、環境を見つめ、学んできたことを生かし、自分なりの意見を持ち、環 境に働きかけるという課題意識を子ども達が持ちつづけることができると考える。 本時は、まとめ活動を進める一場面である。まとめ活動では、編集のよさや説明のわかりや すさなどといった“プレゼンテーション”(相手にわかりやすく効果的に伝えること)の工夫につ いて注目する。それぞれの探求したものをいかにしてよりよい表現へと結び付けていくかを考 えることより、ねらいにせまりたい。ホームページ完成後は、校内外への発信と交流へと広げて いきたい。

2 単元の目標

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○自分との関わりという視点で環境問題に取り組むことができる。
○環境問題に対して自分なりの考えを持ち、表現を工夫し、まとめることができる。

3 本時の学習(20/30)

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(1) 本時の目標
・一人一人の立てた計画に沿って、工夫して編集作業を進める。
・編集について、他のホームページより学び、自分たちの作品をよりよくしていこうとする 意欲を高める。
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(2) 展開

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