もののとけ方3 ~死海の海に物を浮かべよう

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
シリウスHP

2 塩をとかして

水の中に、塩はどのくらいとけるかの実験をおこなった。

発問1 塩はいくらでも水にとけると思いますか(とかせば、とかしただけ水にとけると思 いますか)

< 限界がある > 35 人

全員が < 限界がある > と考えた。そこで、

実験1 ペットボトル 100mL の水に対して何gの塩がとけるか実験してみよう

実験の方法はいたって簡単。水の入ったペットボトルに塩を入れていきながら、シャカシャカ 振るだけ。ペットボトルに入れる水は、1Lよりも 100mL が扱いやすいらしく、シャカシャカ2時間ずっと降り続けていた。

実験結果は、次のようになった。
・30g(1人) ・31g(0人) ・32g(0人) ・33g(0人) ・34g(1人) ・35g(7人) ・36g(1人) ・37g(0人) ・38g(0人) ・39g(9人) ・40g(0人)

100ml の水に対して、食塩は 35~36gとけることがわかっている。

発問2 みなさんは「死海」って知っていますか?アラビア半島の方にあるのだけれど

「知ってる知ってる。すごい塩が濃い湖なんだよ。人が浮かぶんだよ。でも何で「死」なのかな?
そこには生き物が一匹も住んでいないんだって。みんな死んじゃうんだよ」など、情報は一気に 伝わっていく。

指示1 みんなが今まで作ってきたのは、死海とほぼ同じ濃さになっています。死海には 100ml につき約30gの塩がとけているのです。ちょっとどんな味かなめてみましょう。

「えー?」「しょぱーい! 死ぬー」 もう大騒ぎである。
次に 100ml の水に3gの塩をまぜた。これは、だいたい海に含まれている水の量である。日本 海では、約 3.4gの塩が含まれている。この海水をなめてみると、「さっきより全然いい。けっこ うおいしいよ」といった声が聞かれた。

指示2 死海の濃さの海水に物を浮かべてみよう

「人間浮かぶかな?」という声もあがったが、残念ながら水槽の中には人間は入れない。「けしごむ」の声とともに、消しゴムがポイポイと投げ込まれた。しかし、あっと言う間に、けしごむは 水の底に沈んでしまった。そこで子どもたちが試したものは
< ハサミ > < チョーク > < たわし > < ガラス棒 > < 画びょう >

たわし・チョークはプカプカと浮いた。すごいものである。「すごいよ、先生」と感動しながら報 告してくれた。条件がよければ、画びょうも浮くようである。

3 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

4 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。

「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。

最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。

「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

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