漢字プリント【教材】チャレンジ問題とスタンダード問題

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個々のレベルに合った問題を

朝の学習や夏休みの宿題として、子供たちに漢字の問題を出すときに、問題のレベルが本当に個々の子供にマッチしているのだろうかと思うことはありませんか。例えば、当該学年の新出漢字をすべて学習し終わった時点で、

①もう一度標準的な問題を復習させる必要のある子供

②当該学年より下の学年の漢字を復習させる必要のある子供


③当該学年の漢字で少しレベルの高い問題にチャレンジさせたい子供

がいると思います。こういったニーズに応えるために、「スタンダード問題」と「チャレンジ問題」、さらに「四字熟語問題」を作ってみました。プリントに答えを書き込ませる様式ではなく、ノートや罫線だけの用紙に答えを書き込ませることを前提に作りました。これによって、教師がたくさんのプリントを印刷する手間も省くことができます。
「スタンダード問題」は、教科書レベルの問題です。

【教材】漢字テストスタンダードコース.xlsx

「チャレンジ問題」は、熟語を中心にして少々難しい意味の漢字が並んでいます。

【教材】漢字テストチャレンジコース.xlsx

「チャレンジ問題」は少々難しいので、いきなりテストをするのではなく、朝の学習や宿題で、まずは書き写しから始める方がよいかもしれません。意味が分からないものについては辞書で調べさせるのもよいかもしれません。
どのレベルの問題がその子供に合っているかは、20問ほどのテストをして、70%程度の出来なら合っていると言えるでしょう。50%なら難しすぎる、90%なら簡単すぎると考えてよいかと思います。
もっと高いレベルが必要な子供がいれば、四字熟語コース

【教材】漢字テスト四字熟語コース.xlsx

や、このサイト↓にある漢字検定用の問題を与えてあげるものいいかもしれません。

http://print.ejuku.com

上↑図は、チャレンジコース。各学年、150問以上を揃えています。A4に裏表印刷して渡してあげるといいと思います。

朝の学習で、夏休みの宿題に

「チャレンジコース」「四字熟語コース」は、最初はノート等に写すのがいいと思います。その後テストをするといいと思います。「スタンダードコース」も、子供によっては写す所から始めてもよいかと思います。

朝の学習で漢字テストを10問にすると、早くできて時間を持て余す子供と、なかなかできないで時間が足りない子供がいると思います。当プリントを利用すれば、この「個人差」を解消することができます。「●問」ではなく、「3分間」程度(5分ではやや長い)で時間を区切って取り組ませることができます。

「3分間、できるところまでがテストです。ていねいに書いて、その後、答え合わせをしなさい」
「残りの5分で間違った漢字を3回、書き直しなさい」
「間違えた問題には番号に〇をつけておきましょう。最後まで問題を解いたら、間違った番号だけ、もう一度やってみましょう。」

と、しておけばそれほど個人差がなく朝の時間を過ごすことができます。問題数がたくさんあるので、自分のペースで丁寧に書くように指導してあげてください。
プリントに答えを書き込ませるのではなく、ノートや罫線だけの用紙に答えを書き込ませることで、教師がたくさんのプリントを印刷する手間も省くことができます。
夏休みの宿題などにも適していると思います。

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