鳥取発!「探究」を核にした学校づくり(青翔開智・織田澤博樹副校長インタビュー)

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目次

1 はじめに

本記事は、2018年11月2日に青翔開智中学校・高等学校(鳥取県鳥取市)で織田澤博樹副校長に行ったインタビューを編集・記事化したものです。

人口が日本一少なく、少子化も進む鳥取県に新規開校した青翔開智中学校・高等学校の、「探究」を核にした学校づくりについてお伺いしました。

また、この記事は、2018年11月25日に京都大学で開催される関西教育フォーラム2018「学校×塾×家庭で対話する "その子らしさ"を引き出す新時代の教育」(詳細はコチラ)の連携企画となっております。以下のページも併せてぜひご覧ください。

2 鳥取に新しい学校をつくる

——まずは織田澤先生の自己紹介をお願いします。

大学院を出て、最初は日立製作所でSEを2年間やり、それからはキャラクタービジネスの業界で子ども向けのおもちゃを作っていました。その次はイベント会社でキャラクターミュージアムを作りましたね。7年前にそれも辞めてこちらに移ってきました。

青翔開智は開校5周年なので、準備段階から携わっています。開校準備の責任者だったので、目に見えるものはだいたい私が担当しました

——元々エンジニアとのことですが、ICTにこだわりはありますか?

こだわりはないですね。ITとかICTが大好きだったら日立辞めてないので(笑)

ただ、最低限のインフラは整備しようと思っていました。校内でいつでもどこでもだれでもネットに繋がれる環境。それしか考えていません。

私はIT業界よりキャラクター業界の方が長いんです。例えば、キャラクターミュージアムは、展示プランナーとして参加し、新築で一から作りました。キャラクターの造形をどう配置して世界観を作っていくかを考えるのが仕事だったのですが、建築と展示で完全に独立して仕事をするわけではないので……例えば、アニメに登場するキャラクターのお家がミュージアムの屋上に建っていたり、天井を見上げるとキャラクターが飛んでいたりとか、建築と展示が一体とならないとその空間は実現しません。このときの経験は学校づくりにも生かされていますね。実現したい教育空間を作るために建築士へ何を伝えるか、ということです。

——それでは、空間づくりのコンセプトはどういったものですか?

一番最初に校舎、つまりハードの部分を設計するときに考えたのは「アナログとデジタルの融合」です。

アナログというのは、本であったりとか、何かものを書いたりとか、人と人とが直接コミュニケーションを取ったりとか、そういったことですね。デジタルというのは、Wi-Fi環境と全員のiPad所持。これらを融合した学習環境を持った学校にしたいな、と考えていました。建築士の方にコンセプトはこうです、と言い続けるのが私の仕事でした。

校舎が出来たら、その上に授業が乗ります。ここのコンセプトは「インプットとアウトプット」。インプットだけでなく、アウトプットも重視した授業を行ってほしいと先生方に伝えています。さらに上に探究学習が乗るのですが、ここは「デザイン思考とアート思考」ですね。

ICT環境の整備やアクティブ・ラーニングの広まりなどで少しずつ変わってきていますが、日本の学校の99%は「アナログ」で「インプット」ですよね。探究学習についても、始めてみたいけどよく分からない……という現状のところが多いのではないでしょうか。

また、新しいことを始めるにはお金がかかるという声もよく耳にします。デジタル環境を整備するには多少の費用がかかるかもしれませんが、うまくやりくりし、アイデアを出せばお金をかけずに素晴らしい空間を作り出すことができます。

青翔開智も建築設計の段階でコストダウンの努力を相当しました。プールや屋上庭園、食堂などは建築設計の段階で除外しました。体育館は中古です。グラウンドの人工芝も諦めました。校舎の内装にお金をかけて、こだわりたい箇所もたくさんありましたが、全部やめました。そうやってお金を捻出し、Wi-Fi環境の整備やデザイン思考で開発されたアクティブ・ラーニング用の家具、図書の予算にまわしました。これからの学校作りはハード面も大切なのですが、それ以上にソフト面の向上に直結するようなお金の使い方が求められます

——民間出身だからこそ見える部分もあるのでしょうか?

自分が中学生や高校生だったときに、学校に対して「おかしいな」と思った部分は誰しもあると思うんです。私はそれを改善しただけだと思っています。ラッキーだったのは、私が学生だったときから、数十年経っても学校が全く変わっていなかったことです。私が子どものころに思った「こんな学校がいいよね」、それは多くの人たちが思っていたこととあまり変わらないと思いますが、それをクリアしただけなのです。


(写真:職員室前に置かれた自由に使えるchromebook)

青翔開智を建てたときは耐震基準の問題などで、全国的にもちょっとした学校建て替えブームでした。しかし、新しい校舎を見学しに行っても、自分が通っていたのと同じような中学校や高校があるんですよね。ちょっと綺麗になっただけ。これをあと50年使うのか……と。

社会は大きく変わってきているし、教育もそれに合わせて変えていかないといけないのに、また同じハードを作ってしまうのです。公立は横並びで制限されてしまい、仕方がない部分もあるので、私立から変えていく必要性は感じています。

3 「図書館の中に学校を作る」

——アナログとデジタルという観点から、本はやはり重視されていますか?

私はもともと本が大嫌いで、掃除のときにしか図書室に行ったことがない生徒でした。そういった生徒が、中学生のうちに本を好きになったり、読書の大切さに気付いたりするためにはどうしたらいいか、というのが出発点です。

一般的な学校は、校内のどこかに「図書室」がありますよね。本を読みたい生徒が、わざわざ歩いて移動しないと、その部屋には行けません。それならば、「学校全体を図書館にしてしまおう」と考えました。


(写真:校舎の中央にある"ラーニングセンター")

学校全体を図書館にしてしまえば、学校に着いた瞬間に「図書室」にいるわけです。そこらじゅうに本棚を置いて、図書館の中に学校を作ってしまえば、好き嫌いに関わらず、本と一緒に過ごせる空間になるだろうなと。

——県立図書館とも連携されているそうですね。

様々な学校に視察に行くと、県外の教育関係者が口をそろえて「鳥取県は図書教育が進んでいますよね」とおっしゃるんですね。帰ってから調べてみると、前の知事が図書教育に熱心な方だったらしく、学校図書館司書の配置率もとても高いことが分かりました。

すごいのは鳥取県立図書館で、学校から「この本を貸してください」と連絡すると、その本が翌日に宅急便で届くんですよ。学校にある数万冊の本では生徒のニーズをカバーしきれませんが、県立図書館には百万冊以上の蔵書があります。実は探究学習をやるのに最適な県なんです、鳥取県って。これは青翔開智も図書教育に力を入れないといけないし、それこそが地域連携だと思いました。

——鳥取にあるから、というのが大きいのですね。

探究学習やICT活用も大事ですが、これって別に鳥取じゃなくてもできるんですよね。鳥取だからこそ、というものを探していて、図書教育に行きついたという形です。


(写真:県立図書館から貸し出された書籍)

鳥取県立図書館はビジネス支援もすごくて、鳥取で新しくビジネスを始めたい人は図書館に行って司書さんにアドバイスをもらうそうです。そのノウハウを、後でお話しする課題解決型職場体験にも生かしていただいています。全学年が毎年1回は必ず県立図書館に行きますし、フル活用させてもらってます。

——青翔開智は校内でインターネットが自由に使える環境ですが、生徒に本を活用してもらうのは難しくないのですか?

正直、難しいですが、司書が各授業担当者と一緒になって図書利用学習を設計してくれたり、図書委員会が様々なイベントを企画して生徒たちが図書と接する機会を増やしてくれています。生徒のプレゼンを見せてもらうと、最後に出典とかきちんと書いてくれているんですけど、インターネットだけで調べたプレゼンは少し薄っぺらく聞こえてしまいます。本、論文、新聞を駆使したプレゼンとは、説得力が全く違うように感じます。私が聞いている限りは、ですが。

おそらく生徒たちも、情報の重さや価値といったものの違いを認識しているのではないかと思います。もちろんインターネット上にもいい情報は沢山あるのですが、まだ深く調べて辿り着くのが難しいのかもしれません。そうした意味で、自然に本を活用してくれているようには思います。

4 課題解決型の職場体験

——「課題解決型」の職場体験をはじめたきっかけは何ですか?

多くの学校で行われている職場体験は、生徒が職場に行き、お手伝いをし、帰ってきてから感謝の手紙を書くというものですよね。「将来私もこんな仕事につけたらいいなと思います」と。

私はそのとき、「君たちが体験したその仕事、大人になるころには全部ロボットがやってくれてるよね」と思ってしまったのです。職業観を身につけるという意義はあるかもしれませんが、それだけでいいのかなと。

かと言って、職場体験の行き先を変えるだけでもいけないなと思ったんです。例えば、GoogleやAppleといった世界最先端の職場で職場体験するのも違うし、ロボットでの代替が難しい世界、例えば匠と呼ばれる職人さんの世界を体験させればいいというものでもありません。色々と考えた結果、デザイン思考や課題解決と結び付ける形を思いつきました。

——1年間を通しての流れを教えてください。

この職場体験は中学2年生が対象です。夏休みまでは、学校の中の課題解決をやっています。夏休み明けに同じフレームワークで2日間の職場体験、10月に中間発表を行い、3月に最終発表という流れです。

探究学習と並行して、技術の授業では、木工の椅子づくりを課題解決型でやっています。今年は公立鳥取環境大学と連携して、大学内の課題を解決するための椅子を作っています。2つのプロジェクトが同時に走っているので、生徒たちは大変ですよね(笑)


(写真:一昨年度、幼稚園で使う椅子を設計した際のポスター)

——実際にはどのような活動をしているのですか?

まず、生徒たちは、お客さん(ユーザー)がどんな動作をしているかを行動観察します。あわせて社長や従業員へのインタビューも行います。学校に帰ってきたら、会社の課題は何か考えてまとめていくのです。職場で見つけた課題について、解決するためのアイデアを考えて、最終的には社長に向けてプレゼンします。

《うどん屋》

地元のうどん屋は若者の利用が増えないという課題があったのですが、生徒たちは「カップうどんを開発する」という解決策を考えました。

実際にコンビニで売っているカップうどんを買ってきて写真を撮り、画像を加工して、プロトタイプを作りました。そして、すぐそこのコンビニに、この写真を陳列してみて写真を撮らせてくださいとお願いし、その写真を使って社長にプレゼンしました。実際に売り出されるとこういう見た目になりますよ、若者も手に取りたくなるでしょ、と。

しかし、これは残念ながら実現には至りませんでした。

《らっきょう工場》

らっきょう工場で職場体験した生徒のアイデアは、実際に商品化されました。

スーパーの売り場で行動観察した結果、お年寄りは買う買わないにかかわらず手に取るのですが、若者は見向きもしないことが分かりました。そこで生徒たちは、若者に振り向いてもらうために、インスタ映えするらっきょうを作ろうと考えました。

理科室に行って、なにか薬品のようなものを使って色をつけて、写真を撮ってインスタに上げて。それをらっきょう工場の取締役にプレゼンしたら気に入ってくださって、試作品を作ったりとトントン拍子に話が進み、実際に商品化されました。

本当はもっとカラフルにしたかったらしいのですが、色が混ざって濁ってしまうとのことで、1色ずつになりました。新聞に取り上げられたり、注文が殺到してこの会社のネット販売が一時中止になったりしましたね。


(写真:実際に商品化された「カラフルらっきょう」)

よく「新商品を企画する授業」と勘違いされるんですけど、うちはもう少し深いところからアプローチしています。子どもたちが自分で課題を見つけて、アイデアを構築して、ここまでたどり着いたのです。他の班が同じらっきょう工場で課題解決に取り組んだら、サプライチェーンや人材確保といった側面からのアプローチだった可能性もあるわけです。

——受け入れてもらう企業はどうやって探しているのですか?

鳥取青年会議所(JC)さんにお願いしています。鳥取「青年」会議所なので、皆さん40歳以下なんです。生徒に比較的近い年齢で、経営の最前線に立っていて、しかも鳥取という不利な環境でビジネスをしているすごい人たちです。そういう人たちとコミュニケーションを取りながら考えを深めてほしいな、と思っています。

先週、中間発表があったんですが、Youtubeに鍵付きで投稿して社長さんたちにも見てもらいました。Googleフォームでフィードバックをいただいて、年度末の最終発表に向けて練り直し、という形ですね。中2ですが、新入社員のつもりで厳しくやってくださいと言っています(笑)

5 学校ぐるみでの探究への取り組み

——「探究」を重視されていますが、テーマが見つけられない生徒もいるのではないですか?

進路も探究もここを目指そう、というのを示したのが下の図です。

「好き」は

  • あなたの好きなものは何ですか?
  • 探究の中にあなたの好きなものは含まれていますか?
  • 進学する大学で好きなことはできますか?

「価値観」は

  • 田舎と都会のどちらで暮らしたいですか?
  • 女子大と共学のどちらに行きたいですか?
  • みんなと行動したいですか、一人でいたいですか?

といったものが一例です。

「得意なこと」「社会から求められること」はそのままですね。この4つが重なるところに、あなたの探究のテーマがあって、あなたの進むべき進路があるというのが基本的な考え方です。

テーマを決めるときは、価値観を除いた3つについて箇条書きで書き出してもらって、それから教員と徹底的にディスカッションします。教員が常勤で25人くらいいて、生徒は1学年60人定員なので、各教員が2~3人ずつ担当についてその子のテーマを決めます。

——教員同士の連携はどうしているのですか?

「探究基礎」という授業が、総合的な学習の時間(高1は学校設定科目を組み合わせた形)で週2コマ(高1は週3コマ)ずつあります。学校の組織として(教員の)探究委員会があり、私やSSH担当、司書などが所属しているのですが、ここが中核となって各学年のカリキュラムを作っています。

いまの課題は、各教科の授業と探究をどうつなげていくかです。中3の探究でデータ活用を扱いたいから、それより少し前の数学の時間でデータ処理の勉強をしたりとか、国語で身につけたディベートの力を探究で生かしたりとか、そういったことをしてみたいですね。

——そうした連携の障害になっているものはありますか?

全体を見渡した上で、授業と授業、授業と探究を結びつけていくデザイン力が求められます。これが非常に難しい。私自身も授業を担当しているので、各教科の教科会に全て出席して、連携を模索するようなことは時間的にも物理的にも難しいのです。ですから、そこはICTを活用してクラウド上で教科の連携を図るなどの工夫が必要となります。学校の管理職にはそういったディレクションスキルがますます必要となってくるでしょう。

——各教科を担当している先生方は、どうやって探究学習を指導しているのですか?

青翔開智に関しては、中1から高3まで全ての探究の授業デザインに私自身が加わっています

前職でプランニングなどをずっとやっていたので、中1の企画を作る授業なんていうのは、完全に得意分野なんです。他の担当教員はSSH担当を兼ねていますが、前任校でもSSHの立ち上げを経験しており、論文作成などを指導していたようです。良いか悪いかは分かりませんが、少人数だから「全部見ることができている」面はありますね。

あとは、うちの先生方は探究を中心にやっている学校だと分かったうえで来てくれているので、マインドのブレは少ないと思います。元々あった学校を「探究」に向けて舵を切ったりする場合とは、ちょっと違うと思いますね。

——ゲストが来校されることが多いようですが、どうやって呼んでいるのでしょうか?

一番多いのはFacebook経由ですね。

4年前にデザイン思考のワークショップを学内でやったのですが、そのときに外部から審査員で来てくれた方が、Facebookで「鳥取にこんなことやってる学校があるぞ」と発信してくれたんですね。そこから芋づる式に様々な人につながっていきました。「せっかく視察に来るなら講演もしていきません?」といった感じで、無料で講演していただくことも多いです。

あえて言うなら、ゲストを選ぶ基準は「青翔開智の教育に共鳴してくれていること」です。鳥取にあるということがむしろラッキーなんです。ちょっとやそっとじゃ行こうと思わない距離なので。それだけ青翔開智のことを気に入って応援してくれている人が話すことっていうのは、やっぱり違うんですよね。本当にいいものを作れば、場所は関係ないということが分かりました。

最近は生徒がゲストを呼んでしまうこともあります。つい先日、うちの探究委員長の生徒がGoogle日本法人の元社長にメールしたら来ていただけました。「もうちょっとで来校が決まりそうです」という報告を後から受けて驚きました(笑)


(写真:実際に生徒がゲストを呼んだ講演会のFacebook記事)

6 おわりに

——青翔開智の今後の展望についてお聞かせください。

中学入学の第1期生が来年高3になるので、それでようやく学校が完成します。

定員がきっちり埋まるようになって、ある程度安定したときが一番怖いですね。安定すると「毎年これをやればいいや」とfixされてしまいます。この先5年はそれでもいいと思うのですが、他の学校もどんどん面白いことを打ち出していく中で、「青翔開智は昔はイケてたよね」となってしまうのが怖いです。

私は『ビジョナリー・カンパニー2』という本が好きで、学校経営の参考にもしているんですが、その中に「まずメンバーを選び、メンバーをバスに乗せてから行き先を決めよう」という一節があります。普通は行き先を決めてからメンバーを選び、メンバーをバスに乗せると思うのですが、飛躍する企業はそこが逆だと言うのです。私はずっとそれをやり続けたいと思っています。メンバーで相談しながら行き先を決めていきたいのです。

建学の精神というか、ぼんやりとした目指す方向性はあります。我々の目指すゴールは「クレイジー」な世界であるということです。「クレイジー」な世界ってどこだよ!!と、先生たちからツッコミがはいりそうですが、それでいいんです。クレイジーな世界とはどこか、みんなで話し合って、その年ごとに、そのときのメンバーでどうやってそこへ進んでいくかを決めていく。それができれば青翔開智は青翔開智であり続けるのだろうと思います。クレイジーな世界へ一緒に行きませんか、具体的に行く場所や手段は一緒に決めましょう。ということです。

今は私が探究学習を担当していますが、私が担当を外れるときには、今やっているものを全てやめてしまってもいいと思っています。次の担当の先生のリソースを生かせばいい。常に代謝が起こり続ける組織でありたいと思っています。

7 プロフィール

織田澤 博樹(おたざわ ひろき)先生

青翔開智中学校・高等学校 副校長

電気通信大学大学院を修了し、日立製作所にて災害救急システムの開発を担当する。その後、キャラクタービジネスの世界へ転身し、玩具やイベント、キャラクターミュージアムの企画に参画する。2012年から青翔開智中学校・高等学校の設立に従事。現在は教員としてデザイン思考をベースとした課題解決型の授業を展開するとともに、副校長として学校経営にも関わる。

(2018年11月2日現在のものです)

8 青翔開智中学校・高等学校について

2014年に鳥取県鳥取市に開校した中高一貫校。デザイン思考をベースに課題解決型のプロジェクト学習を中心とした探究学習を展開している。2018年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、デザイン思考を備えた共創的科学技術系人材の育成を進めている。

9 編集後記

明確なビジョンを元に、一から学校づくりに取り組むお話を聞き、私自身がとてもワクワクしました。少子化は鳥取だけの問題ではありませんし、たとえ私立であっても地域との連携を重視した授業は今後ますます重要になってくると思います。青翔開智の実践を、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 中澤歩、内山翔太)

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