【指導案】自分史をつくろう(関西中高まなびプロジェクト)

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目次

1 はじめに

この記事は、NPO法人ROJE(日本教育再興連盟)関西中高まなびプロジェクト(関西まなぷろ)のキャリア教育をテーマにした授業実践をまとめたものです。

今回は2018年6月14日(木)に京都市内の通信制高校の高校2年生を対象に実施した授業をご紹介します。この授業では自分の過去を振り返ることで、将来について考えることを目的にしています。

指導案やワークシートのデータも添付しておりますので、ダウンロードして毎日の授業ですぐに用いていただけます。

※関西中高まなびプロジェクトの詳細については本記事の最後に掲載してあります。

2 授業の主題・ねらい

〇授業の主題

 自分史をつくろう

〇授業のねらい

・中学生など、比較的近い過去を振り返る

・過去に伴った自分の気持ちを分析し、過去を捉え直す

・過去について自分で書いた記録を残し、将来を考える材料にする

3 授業形態

人数に合わせていくつかのグループに分け、1グループにつき1人の大学生がファシリテーターとして加わりました。また、授業進行を務める司会兼タイムキーパーとしても大学生を1人配置しました。

4 授業の流れ

対象の生徒→京都市内の通信制高校に通う高校2年生16人

授業時間→50分

①アイスブレイク

ワークに時間がかかることを想定したため、今回は行いませんでした。

②本時の主題の確認と授業説明

1. 主題である「自分史とはどのようなものか」を確認する。

2. 授業のルールを確認する。

③ワーク1

・ワークのねらい(生徒が自己把握を行うこと)を再確認する。

・自分史の完成版を提示し、作成の流れを確認する。

上記を行った後、ワークシートの作成に取り掛かる。

④まとめ

・ねらいの確認

・発展課題の提示(当時の自分の様子を他者(両親など)に聞いてくる)

〇指導案・ワークシート

指導案のダウンロードはこちらから↓

pdfファイル→指導案(pdf)

ワークシートのダウンロードはこちらから↓

pdfファイル→ワークシート(pdf)

5 授業の振り返り

〇授業の感想・反省

自分の過去を振り返ることで当時の感情を捉え直し、将来を考える材料にすることを目的として、この授業を企画しました。自分の過去に点数をつける際、基準がないため戸惑う生徒がいました。また、グラフ化することを難しいと感じる生徒もおり、今回は難易度の高いワークだったようです。

〇生徒の反応

生徒全員が表を書いた後に、グラフ作成に移っていました。表を書くことはすんなりできていたのですが、グラフ作成に戸惑う生徒が多かったです。自分の過去を振り返ることに対して難色を示す生徒はいませんでした。

6 プロフィール

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)関西中高まなびプロジェクト
京都市内の大学に通学する大学生20人ほどで活動中。
月に1度、京都市内の通信制高校でキャリア教育をテーマに授業を企画及び実践を重ねており、「自分を知ること」や「進路を決めること」を、高校生と大学生が学び合いながら一緒に考えています。また、京都市内の私立中学校でも不定期でイベントを開催中。
詳しくは以下のリンクから↓
HP【https://kansaimanapro.amebaownd.com/
Twitter【https://twitter.com/rojekansaikouko

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