=漢字ドリルは最後まで活用しよう=
毎学期、漢字ドリルを活用して漢字の練習を行っています。
漢字ドリルに書き込ませたり、漢字練習帳に練習させたりしながら、学年の漢字を習得させます。
ドリルの最後の方には、まとめのページがあります。
このページを『漢字番付』の問題として位置づけます。
答えも後ろのページにあるのですから、低学年でも自分で答えの確認はできます。
=漢字番付までの道筋=
「漢字を習得させたい。」
これが、漢字番付に取り組ませる私の願い・思いです。
私は、以下のように取り組ませています。
⓪全ての漢字が練習できた。(学期終盤)
①答えを音読する。(授業中)
②漢字練習帳に練習させる。(家庭学習)
③ドリルに書き込ませる。=自分テスト(授業中)
④教師用ドリルのページを印刷したものに取り組ませる。(授業中)
⑤プリントで練習させる。(家庭学習)
⑥本番テスト!
⑦習得不十分な児童や再度やりたい子に再テスト。
=頑張りを称賛する=
番付を行うことは、事前に学級通信で家庭にも知らせします。
番付が終わった後も、知らせします。
賞状を作って、表彰式を行ったことも知らせします。
こうすることで、家庭での働きかけが生まれます。
1学期の取り組みを読んで、2学期、3学期の番付に力を入れるご家庭が出てきます。
1学期は3回の漢字番付を行いました。まとめページが3ページあったからです。
1回100点満点にしました。
300点満点の子は『横綱』に認定です。
1問ミスで『大関』、2問ミスで『関脇』・・・。
点数だけではなく、漢字の練習に頑張り始める子が目立ち始めます。
大事な評価のポイントです。
教師は、がんばったら褒める。これだけです。
称賛するために漢字番付を行い、その結果、漢字の習得率も高まります。
=通知表にも反映=
学年、学級で行っていることは、通知表にも影響させます。
まとめのページが3ページあったら、漢字番付は3回行います。
単元テスト結果とこの漢字番付結果を合わせて、言語事項の評価をします。
単元ごとの漢字の点数、50問テスト結果、そして、3回の漢字番付。
これにより、より正確な評価ができます。
漢字の練習を頑張り、その成果が出てきます。
1学期に成果が出ない子も、2学期、3学期と継続して頑張ればどこかで成果が表れてくるものです。
子どものやる気をオンにする取り組みでもあります。
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