知って、伝えて、大すきこの町(生活 指導案)

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目次

1.1 他者とかかわり進んで交流する事例

この実践は文部科学省から許可を得て、文部科学省ホームページ上の「先生応援ページ」より転載させて頂いております。ここから指導案もダウンロードできます。

添付ファイル

単元の目標

地域を探検したり,そこに住む人々と交流したりする活動を通して,自分の住んでいる地域の 自然や社会,人々とかかわる楽しさが分かり,地域への関心を高め愛着をもとうとする。

学習活動

季節の変化に伴う町探検の経験を通して,児童は,身近な地域の自然や社会を見つめる視点を増やし,さらに,そこで生活する人々とのかかわりが深まってくる。これらの一連の活動を振り返り,言葉や文字,絵などを使って,発表したり,まとめたりする活動を取り入れることで,地域とのつながりは一層深まる。

そこで,本単元では,町探検でお世話になった地域の方々を招待し,町探検で気付いたこと, 発見したものなどを紹介したりするとともに,新たな疑問に答えてもらったりする活動を取り入れ構成した。

学習活動の実際

(1)単元の展開(全17時間)

(2)本時の学習

お世話になった人たちを招待したり,家族や地域の方々にお知らせしたりするための方法や内容について考え,意見やアイデアを発表し合う。

【指導事例と学習指導要領との関連】

小学校学習指導要領・生活において,内容(8)「自分たちの生活や地域の出来事を身近な 人々と伝え合う活動を行い、身近な人々とかかわる楽しさが分かり、進んで交流することがで きるようにする。」を示している。

生活科においては活動や体験を重視している。しかし,活動や体験をその場限りで終わらせ るのではなく,より一層の充実を図る観点から,言葉などを中心としたコミュニケーション活動を通して,体験したことを他者と交流することを目指した内容(8)「生活や出来事の交流」を新たに位置付けている。言葉を使った言語活動は,思考を促し,他者とのコミュニケーションを成立させ,情緒を安定させることにつながる。中でも,特に,言語活動によって他者と交流して認め合ったり,振り返りとらえ直したりすることが重要である。本事例では,町探検を発展させ,「大すきこの町発表会の開催」に向け,見付けたことや気 付いたことをまとめて伝えたり,開催に向けて地域の人などと交流したりする活動を行う。発表の場や準備の過程においても,様々な相手に対して多様な表現方法で交流しかかわることがことができるように,この活動を構想した。

【言語活動充実の工夫】ー発表会に向けて,話したり書いたりする活動ー

本単元は,四季を通した1年間の町探検のまとめとして,内容(3)「地域と生活」と内容(8)「生活や出来事の交流」で構成している。「知って,伝えて,大すきこの町」という単元名か らもわかるように,町探検を通して「知ったこと(出会い,気付き,驚き,親しみ,感動等)」を,友達や教師,あるいは家庭や地域の人に「伝えること・伝え合うこと」によって,自分の住む町に関心や愛着がもてるようにすることをねらいとしている。

言語活動については,主に書く活動として,以下のことを行った。

ここでは、自分の思いや願いを大切にして表現することや,多様な表現活動が行えるように心がけた。主に話す活動としては,以下のことを行った。

自分の思いを相手に話すとともに、相手の気持ちを知り,相手のことも 考えた双方向性のあるコミュニケーションを行えるようにしたい。発表 会の実現に向けて、繰り返し多様な方法で交流する場を用意し、その中で多くの人との交流や互いに理解し合えることの楽しさに気付くことを期待し実践した。

引用元

文部科学省ホームページ「先生応援ページ」(授業資料・学習評価等)

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/index.htm

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