はじめに
様々な分野で活躍する教育の専門家へ、教育への思いや子どもとのエピソード、教師のやりがいなどをインタビュー! 1つでも多くの笑顔を増やしたい。そんな思いを込めて、教育に関わる全ての人へお届けします。
なお、本企画は小学館発行の教育誌『教育技術』とのコラボ企画となっております。『小一教育技術』~『小六教育技術』にもインタビュー記事が載っていますので、合わせてご覧ください。
インタビュー記事
1 全ての子どもが安心して学べる学校を目指して(木村泰子先生)
第1回は、映画「みんなの学校」に登場した大空小学校:初代校長の木村泰子先生インタビュー!
大空小学校が目指す「学習権の保障」と「すべての子どもたちが安心して学習できる学校づくり」。その実現のためのヒントが、木村先生のお話の中にたくさんあります。
- 本当の「チーム学校」
- 子どもは教員を変える学びのリーダー
- たった1つの約束と校長室のやり直し
現場の先生へ、これから先生を目指す方や教育に関わる方へ、勇気のメッセージをお届けします!
⇒全ての子どもが安心して学べる学校を目指して(木村泰子先生)
2 特別活動で人の役に立つ喜びを知る(清水弘美先生)
第2回は、特別活動について国内外から注目を受けている、八王子市立弐分方小学校校長:清水弘美先生インタビュー!
子どもの学力・体力・自尊感情を向上させ、学級崩壊もなくなる弐分方小学校の特別活動。そこにはどんな秘密が隠されているのでしょうか。
- 弐分方小学校の特別活動が世界から注目されるわけ
- 人生を前向きに楽しく生きる「特活脳」
- 教員は「未来と交信する」仕事
現場の先生方やこれから先生を目指す方へのメッセージも頂きました。清水先生のパワフルで温かい言葉をどうぞお楽しみください。
3 不登校を治す コンプリメント—愛情と承認の言葉がけ—(森田直樹先生)
第3回は、小学校教員として不登校と長年関わり、退職後はスクールカウンセラー、私塾、不登校の親を対象とした通信講座など、様々な形で不登校解決に尽力し続けている森田直樹先生インタビュー!
不登校の子との向きあい方、子どもに自信をつける具体的なアプローチ法など、理論ではなく長年の経験と成果に基づく内容を惜しみなく紹介します。
- 「自信の水」と「コンプリメント」
- 不登校を治す実証主義の教育
- 学校の先生が出来ること
「不登校を解決したい」「子どもに肯定感や自信をもってほしい」そう願う全ての方、必見の記事です!
⇒不登校を治す コンプリメント—愛情と承認の言葉がけ—(森田直樹先生)
4 子どもを伸ばす教師の「想像力」と「創意工夫」(久保田正己先生)
第4回は、学校管理職試験研究会の会長であり、ドラえもん校長としても親しまれている久保田正己先生インタビュー!
子どもを惹きつける創意工夫について、先生時代のエピソードを交えてたっぷり語って頂きました。
- 久保田先生の実践
- 管理職の役割
- 採用試験
- 大事なのは教材研究
記事には様々な手作り教材も紹介されています。「全ては子どもから始まる」久保田先生の実践の秘密をぜひご覧ください。
⇒子どもを伸ばす教師の「想像力」と「創意工夫」(久保田正己先生)
5 思考ツールが目指すアクティブ・ラーニング~「主体的・対話的で深い学び」の実現~(田村学先生)
第5回は、文部科学省初等中等教育局視学官としてご活躍されている田村学先生に、2020年から実施する学習指導要領改訂に関連して、アクティブ・ラーニングやその実現を目指す思考ツールについてお話を伺いました。
- 次期学習指導要領とアクティブ・ラーニング
- 思考ツールの効果と活用法
- 教科学習と総合的な学習の時間と関係
思考ツールの参考例や文部科学省の資料も掲載されて、〈子どもの「深い学び」のために教師が出来ることはなにか〉深く考えさせられる興味深い内容となっています。
⇒思考ツールが目指すアクティブ・ラーニング~「主体的・対話的で深い学び」の実現~(田村学先生)
6 予習展開による国語科授業づくり~主体的・対話的な学びで深める~(久保齋先生)
第6回は、従来とは一味違った「予習」の重要性を提唱している元小学校教諭の久保先生に、実際の実践例を元にしたアクティブラーニング型授業、そしてクラス内の学力格差是正に対する予習の有効性についてお聞きしました。
- 予習の効果
- 一斉授業と「学びの連鎖」
- 親と子どもとの信頼関係
様々な学力を持つ子がいる学級だからこその学習のヒントが見つかります。
⇒予習展開による国語科授業づくり~主体的・対話的な学びで深める~
7 「深い学び」を生む授業・教材研究~クラス会議による対話力を土台に~
第7回は、千葉大学教育学部附属小学校教諭の松尾英明先生に、新学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」に関して、深い学びとそれを支える対話、教材研究の意義、教師の心構えなどについて深くお聞きしました。
- 子どもに任せきり、見守る
- 価値のある課題提示
- 深い教材研究と「無知の知」
先生も子どもも授業を楽しむ秘訣がたくさんです。
⇒「深い学び」を生む授業・教材研究~クラス会議による対話力を土台に~
8 新学習指導要領とカリキュラム・マネジメント~『これからの学校・これからの授業』 ~
第8回は、横浜国立大学名誉教授 髙木展郎(たかぎ・のぶお)先生に、学習指導要領改訂のポイントや、カリキュラム・マネジメントの視点での授業改善、これからの評価方法などについて詳しく解説して頂きました。
- カリキュラム・マネジメントを学校の全職員が理解すること
- 新学習指導要領の構造を理解すること
- 子ども一人ひとりの良さを認める評価をすること
改訂のポイントとなる上の3つについて、分かりやすい解説により理解が深まります。
⇒新学習指導要領とカリキュラム・マネジメント~『これからの学校・これからの授業』 ~
9 日本の安全教育の今、これから〜世界の防犯から学ぶ〜
第9回は、地域安全マップの考案者である立正大学の文学部社会学科教授小宮信夫先生に、犯罪機会論に基づいた学校現場における安全対策や、いじめ防止や新たな発想の起点になる防犯教育についてお話を伺いました。
- 犯罪学における「入りやすい」「見えにくい」と「景色解読力」について
- 犯罪機会論と海外と日本の安全教育
- 学校現場での正しい地域安全マップ作り
著書である「写真でわかる世界の防犯ー遺跡・デザイン・まちづくり」を元に、「防犯」から子どもの教育について深く考えられる内容となっています。
10 虐待から子どもを守る教師の対応~サインに気付く想像力とチーム対応~
第10回は、明治大学文学部准教授・臨床心理士である加藤先生に、幼児期の虐待が子どもの脳と心に与える影響や、学校として、また個々の先生が取り組むべき対応について、詳しくお話を伺いました。
- 虐待のサインに気付く
- 保護者との関わり
- 関連機関との関わり
⇒虐待から子どもを守る教師の対応~サインに気付く想像力とチーム対応~
11 読書で育む「人間力」~国語授業と読書指導のポイント~
第11回は、元京都女子大学教授の吉永幸司先生へ、小学校における読書指導のコツ、心構え、そして国語をベースに学校生活を組み立てることについて、様々なお話を伺いました。
- 読書教育の現状
- 読書指導のアイデア
- 国語を通して「人間力」育てる
12 先生が知っておきたい いじめと脳の関係~ヒトはいじめをやめられない?~
第12回は、「脳科学的に見て、いじめは本来人間に備わった“機能"による行為」であると考える脳科学者の中野先生に、道徳的に教え諭すのではなく、いじめに対するアプローチを変えて、良好な人間関係を維持するためのヒントを伺いました。
- いじめという“機能"
- いじめの快感
- 「いじめは損」と感じさせる
⇒先生が知っておきたい いじめと脳の関係~ヒトはいじめをやめられない?~
13 誰でもできる!「視写」と「音読」のシンプル授業
第13回は、小学校教員として長年勤務され、現在は大阪府寝屋川市で新任指導にあたられ、また、各種教育セミナー等で教育アドバイザーとして活躍されておられる北村先生に、どんな学級でも使える国語授業の基本、「シンプル授業」について伺いました。
- 「シンプル授業」とは
- 視写・音読のコツ
- 信頼関係の作り方
14 本を通して希望を届けたい~私がイキイキする表現の時間~
第14回は、小学館が主催する「12歳の文学賞」史上初3年連続で大賞を受賞し、連作短編集『さよなら、田中さん』で作家デビューした鈴木るりかさんインタビュー。“スーパー中学生”として注目が集まる鈴木さんに、作品の面白さや執筆の秘密、学校生活について伺いました。
- 執筆のきっかけ
- 本の楽しさ
- 印象的な先生とのエピソード
15 発達障害・ひらがなが苦手 どの子も伸ばす 合理的な技術で効果的な支援(武田洋子先生)
第15回は、医学的な視点から手作りプリントで学習をサポートした経験を活かし、教材を作成する、小児科医の武田洋子先生へのインタビュー!
医学的な視点から見る、読み書きが苦手な子への、合理的で効果的な支援とはどういったものなのか。プリントを写真で紹介しながら、小児科医の視点から障害の特性に配慮し作成するポイントを紹介しています。プリント作成時の参考にぜひご覧ください。
- 読み書き障害に気づくためのポイント
- 「読み書き障害≠知能のおくれ」
- プリント作成時の配慮すべきポイントとは
⇒発達障害・ひらがなが苦手 どの子も伸ばす 合理的な技術で効果的な支援(武田洋子先生)
16 新学習指導要領で求められる教師力20(深澤英雄先生)
第16回は、2018年3月15日に著書『若手教員、教員志望大学生必読 学習指導要領2020 実現のための「新・教師力20」』を発売した、和歌山大学特任教授深沢英雄先生へのインタビュー!
2020年の新学習指導要領実施に向けて、教師にはどういった力が求められているのか。
人間関係力を中心とした、これからの教師に必須の「教師力」についてご紹介いたします。
- 2020年新学習指導要領
- 若い教師のコミュニケーション力不足
- 常に学び続ける姿勢
17 これからの発達障害者「雇用」から 凸凹を活かす学校・チームを考える
木津谷先生は、発達障害のある方の就労支援を行うキャリアカウンセラーです。そんな木津谷先生の著書『専門キャリアカウンセラーが教える これからの発達障害者「雇用」』をもとに、発達障害者の特性の見極め方や、その活用をサポートするヒントなどを伺いました。様々な特性を持つ子どもが集まる学級づくりに活かす視点でもお読み頂けます。
- 発達障害と働き方
- 強みと弱みを認識する
- 「みんな一緒」より、個を活かすサポート
⇒これからの発達障害者「雇用」から 凸凹を活かす学校・チームを考える
18 教師のキャリア形成と生活指導・集団づくり 谷尻治先生)
京都で長年中学校教師として勤務され、現在は和歌山大学教職大学院教授として教鞭をとる谷尻先生に、教師のキャリア形成と、豊富な現場経験を踏まえた生活指導・集団づくりの技術についてお話をお聞きしました。
- 教員のキャリア形成
- 生活指導と保護者対応
- 学級集団づくり
19 「集中速習」で漢字を習得!~漢字は出会った瞬間に覚える
全国で学力向上アドバイザーとしてご活躍されている隂山英男先生に、漢字ドリルの新刊発行にあたり、学習における漢字力の大切さや、子どもの集中力を一気に引き上げる指導法、今回の新刊ドリルのこだわりなど、様々なお話を伺いました。
- 漢字学習について
- お手本を見て練習することの重要性
- 勉強は集中の練習
20 『ドラえもん はじめての国語辞典 第2版』辞書はこわくない!~辞書編集の現場から~
2018年11月に小学館から改訂発売の『ドラえもん はじめての国語辞典 第2版』の担当編集者、大野美和さんに、辞書への向き合い方や、語彙学習の考え方など、普段あまり知ることができない、編集者ならではの視点からお話しいただきました。
- 幼児で使える工夫
- 辞書の切り替えの時期
- 「言葉を広げる」辞書
→『ドラえもん はじめての国語辞典 第2版』辞書はこわくない!~辞書編集の現場から~
21 英語でも辞書引き!英語学習の柱「語彙力」を楽しくつける
「辞書引き学習」を考案した深谷圭助先生が、英和辞典でも辞書引きするために「英語ふせん」を開発しました。インタビューでは、ふせんの秘密や実践法、そのエッセンスについて、日本と海外の英語教育の現状や課題と関連させてお話していただきました。
- 学校のカリキュラムにどう組み込むか
- 辞書引きのエッセンス
- 英語学習へのモチベーション
22 何をあきらめてもいいから、生きることだけはあきらめないで
本記事は、雑誌『教育技術』(小学館)とEDUPEDIAのコラボ企画として行われたよしもとNSC講師・漫才作家 本多正識さんへのインタビューを記事化したものです。
本多先生の新刊『笑おうね 生きようね~いじめられ体験を乗り越えて~』を通して、いじめを受けた子への声掛けや、学校現場はいじめとどう向き合うかなどについて、様々なお話をお伺いしました。
- いじめられるという居場所
- 先生・親ができること
- いじめの中にいる君へ
→ 何をあきらめてもいいから、生きることだけはあきらめないで
23 英語の授業で歌って遊ぼう!~英語の歌で音を楽しむ~
本記事は、雑誌『教育技術』(小学館)とEDUPEDIAのコラボ企画として行われた永井淳子先生へのインタビューを記事化したものです。
学習指導要領の改訂や社会の流れによる英語学習の低年齢化に伴い、英語の自然なリズムやイントネーションにもっと触れてほしい、という思いから改訂発売されたのが『新版 うたって遊ぼう 小学生の英語の歌』。インタビューでは、歌やゲームを通して子どもと一緒に授業を楽しむアイデアや、英語らしい発音に近づくための聞く力の大切さなどについて伺いました。記事を読み終わったら、今まで苦手だった英語の授業が楽しみになるかもしれません。
- 英語らしい発音、リズム音の流れを丸ごと感じる
- 自分のペースで活動に参加できる
- 子どもが音に興味を持つようになるコツ
24 「つぶ書き」で楽しむ漢字学習 〜漢字学習を通したコミュニケーション〜
本記事は、2019年3月6日に雑誌『教育技術』(小学館)とEDUPEDIAのコラボ企画として行われた教育アドバイザー 久保齋先生へのインタビューを記事化したものです。
新刊『つぶやき漢字ドリル』の出版にあたり、書き方をつぶやきながら漢字を書く「つぶ書き」だとなぜ漢字を覚えやすいのか、そして、子どもたちが楽しく漢字を学ぶためにはどうすれば良いのかについてお聞きしました。
- 「つぶやいて漢字を覚える」とは
- 漢字学習から生まれるコミュニケーション
- 低学年・高学年への指導
→「つぶ書き」で楽しむ漢字学習 〜漢字学習を通したコミュニケーション〜
25 [点字迷路の絵本で、目が見えない子にも読書の楽しさを届けたい
本記事は、雑誌『教育技術』(小学館)とEDUPEDIAのコラボ企画として行われた、ブックデザイナーの村山純子さんへのインタビューを記事化したものです。
「点字つき絵本の出版と普及を考える会」の活動から生まれた「さわるめいろ」の第1巻が2013年に出され、このシリーズは目の不自由な方だけでなく、福祉に関心のある方に広く愛され読み継がれてきました。
- 「さわるめいろ」シリーズの特徴
- 見える見えないに関わりなく楽しめる本
- 「触ることに対する怖さ」をなくしたい
→[点字迷路の絵本で、目が見えない子にも読書の楽しさを届けたい
26 校則をなくした中学校 改革のポイントは
本記事は2019年11月11日に小学館から発売の、『校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール』の著者、西郷孝彦先生へのインタビューを記事化したものです。
校長として桜丘中学校の改革にあたった西郷先生に、校則をなくすなどして行った革新的な学校改革についてお話を伺いました。
- 校長という仕事
- 学校改革の苦労
- 中学1年生の課題
- 学校は先生も成長する場
みんなの教育技術
「みんなの教育技術」は、小学館発行の教育誌『教育技術』の公式ウェブサイトです。本企画のインタビュー記事が『小一教育技術』~『小六教育技術』にも掲載されています。
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