I’m~.
I’m a ~ fan. の形で、自分の好みを発表させる。クラスメートの好みを知りたい生徒は多い。
例 I’m a Giants fan. ※Giants ジャイアンツ(野球チーム)
~のところは、スポーツ、芸能界、キャラクター、アニメ、ゲーム、YouTubeなど、小中学生の好きなジャンルから選ばせる。固有名詞が望ましい。1人ずつ口頭で発表させる。関連する動画や画像をテレビ画面に映して発表させるとさらに盛り上がる。発表に対して教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。) クラス開きの時期にピッタリの活動である。
You are~.
クラス全員が5分間、教室内を自由に動きながら、
勉強やスポーツ、趣味などで負けたくない、と思うクラスメートに
You are my rival. ※rival ライバル
運動会や部活で活躍した、誰かを助けた、勇気ある行動をしたクラスメートに
You are my hero. ※hero ヒーロー
と言ってあげる。言われた生徒はOK. やThank you. などで返し、理由を日本語でよいので相手から教えてもらう。
5分後着席させる。 rival, hero と言われた生徒を挙手させる。言われた理由も発表させると面白い。
※他のクラスにライバル、ヒーローと思う生徒がいる場合、事前に本人から許可をもらった上で、Mr. Sato is my rival. などと発表させてもよい。 is の練習にもなる。
Do you~?
小中学生にとって、ゲームは最も関心のある話題である。自分の好きなゲームを、他の人もしているか知りたい生徒は多い。そこで、例のような文でクラスに対して質問させる。
例 Do you play Minecraft? ※Minecraft マインクラフト(ゲーム名)
ゲームはスマホ、ゲーム機どちらでもよい。質問が出た後、そのゲームをしている人は全員、Yes, I do. と言って挙手する。質問した生徒は、ゲームをしている人を一目で確認できる。
can
I can~.で自分ができることを発表させる。文を言った後、本当にそれができることをその場で証明させる。
例えば、I can play baseball. と言った後、過去の野球大会でもらった賞状やメダルを見せる。またはその場でバッティングの素振りなどをしてみせる。
他に、I can say a tongue twister. と言った後、実際に早口ことばをその場で披露する。I can draw Pokémon. と言った後、実際にポケモンの絵を黒板に描いてみせたり、描いてきた絵を見せる。同様の例として、I can dance. や I can sing “ ~ ”. などがある。
英語が苦手なら、do(する)を使って、I can do “一発ギャグ”. のような簡単な文でもよい。言った後、実際に一発ギャグを披露する。同様な例として、
I can do “Y字バランス”. や I can do “ものまね of クレヨンしんちゃん”. などがある。
Who~?
(事前に生徒にA3くらいの白紙を配り、誰かの似顔絵を描いてくるように伝えておく)
1人ずつ前に出て、Who is this ? と言って描いてきた似顔絵を見せる。似顔絵が誰かわかった人は挙手し、Is it ~ ?と質問する。(例:Is it Takuya Kimura ?) 出題者は正解ならYes, it is. 不正解ならNo, it isn’t. と答える。ヒントを出してもいい。
※Takuya Kimura 木村拓哉(俳優)
似顔絵は顔だけを大きく濃く描く。色はいらない。上手く描く必要もない。むしろ、上手くない似顔絵の方が面白い。有名人やクラスメート、先生など、実在の人物から選んで描く。アニメのキャラクターなどはすぐわかるので避けた方がよい。クラスメートや先生を描く場合は、事前に本人から許可をもらう。
How many~?
教師がクラス全員に対して、How many followers do you have ? と質問する。
※follower インスタグラム、X、TikTokなどのフォロワー
1人ずつ答えさせるのは時間がかかるので、教師がzero, more than 10, more than 50, more than 100 などと言って区切る。生徒は自分の当てはまるところで挙手する。これを挙手する生徒が一人になるまで続ける。
最後の一人になった生徒に、もう一度How many followers do you have ? と質問する。その生徒は大まかなフォロワー数を答える。これで、クラスで一番多くフォロワー数を持つ人がわかる。
その後、生徒に別の質問を作らせ、同様の展開を行う。
例 How many games do you have ? (スマホとゲーム機を合わせた数でよい)
Which~?
世の中でライバルとされる二つのうち、どちらの方が好きか教師が例のようにクラスに質問する。
例 Which do you like better, Disney Land or Disney Sea ?
他の例として、
Doraemon or Anpanman
Minecraft or Doubutsu no Mori
Kinoko no Yama or Takenoko no Satoなど
生徒はどちらか好きな方を選んで挙手で回答する。両方好きでも、あえてどちらか1つを選ばせた方が面白い。クラスメートの好みがわかるので、生徒たちも意欲的になる。生徒に質問を作らせてもよい。
一般動詞の過去形
過去にこれをやったのは、クラスで自分だけだろうと思うことを、一般動詞の過去形で発表させる。使いやすい過去形は、saw, ate, went である。
例 I saw Takuya Kimura at Shibuya.
I saw a UFO at Odaiba.
I ate Kobe beef at Kobe.
I went to New York last year.
※Shibuya 渋谷 Odaiba お台場 Kobe beef 神戸牛
例のように、偶然どこかで有名人や珍しいものを見た、大変高価なものや珍しいものを食べた、一般の人があまり行けない場所へ行った、など。
1人ずつ口頭で発表させる。発表に対して教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。)
be動詞の過去形
自分の家族や親戚の中で、過去に貴重な立場にいた人を、wasを使って発表させる。そういう人がいるか、事前に調べてくるよう生徒に伝えておく。
例 My father was a kendo champion of Kanagawa.
My mother was a member of Nogizaka46.
My uncle was a friend of Takuya Kimura.
My grandmother was an animator of Totoro.
※kendo 剣道 Nogizaka46 乃木坂46(アイドルグループ)
Totoro トトロ(アニメのキャラクター)
例のように、自分より年上の身内から探す。曾祖父や祖先までさかのぼってもよい。
1人ずつ口頭で発表させる。発表に対して教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。)
want to~
I want to be~. の形で、将来なりたいものを発表させる。職業に限定するのはつまらない。将来のことなら、どんなことでもよしとする。現実味がないものも面白い。
例 I want to be a member of Nogizaka46.
I want to be a player of Giants.
I want to be a wife of Takuya Kimura.
1人ずつ口頭で発表させる。発表に対して、教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。)
There is ~.
これがあるのは自分の家だけだろうと思うものを、There is ~. の形で発表させる。家の中にあるものは多岐に渡るので、日本語をそのまま使ってもよい。
例 There is a sauna in my house.
There is a swimming pool in my house.
There is a Shohei Otani’s autograph in my house.
※sauna サウナ Shohei Otani 大谷翔平(野球選手) autograph サイン
1人ずつ口頭で発表させる。発表に対して教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。)
must, have to
こんなルールがあるのは自分の家だけだろうと思うものを、 I must not ~. I have to ~. の形で発表させる。ちょっと笑えるルールでもよい。
例 I must not use SNS.
I must not use a smartphone in my room.
I have to eat stew with rice.
I have to call my mother “お母さま”.
※stew シチュー
1人ずつ口頭で発表させる。発表に対して教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。)
比較級
比較級を使って、友達より自分の方が勝っていると思うことを発表させる。
発表後、それが本当かどうかその場で証明させる。
例えば、I am stronger than Mr. Sato. と言った生徒に、その佐藤くんと腕相撲や握力計などで勝負させる。
I am smarter than Ms. Takahashi. と言った生徒に、高橋さんとクイズやテスト問題などで勝負させる。
I can play baseball better than Mr.Suzuki. と言った生徒に、鈴木くんとバッティングの素振りなどを同時にさせ、どちらが上手そうかクラスのみんなで判定する。
勝負したい友達に、事前に許可をとらせておく。
受け身
手に持てる大きさの外国製品を家から持ってきて、その製品を見せながら例のように発表させる。
例 This was made in Italy.
This perfume was made in France.
外国製品には、made in ~ の表示がついているので、そこで国名を確認させる。日本には、東アジアや東南アジアの製品が多く流通しているので、そこ以外の地域が望ましい。家から外国製品を持ってくるのが難しいなら、学校にあるものを借りてもよい。
現在完了形
これをやったことがあるのは、クラスで自分だけだろうと思うことを、現在完了形で発表させる。使いやすいのは、have seen, have eaten, have been to である。
例 I have seen Takuya Kimura.
I have seen a UFO.
I have eaten Kobe beef.
I have been to New York.
例のように、有名人や珍しいものを見たことがある、大変高価なものや珍しいものを食べたことがある、一般の人があまり行けない場所へ行ったことがある、など。
1人ずつ口頭で発表させる。発表に対して教師はコメントや質問をする。(日本語でもよい。)
関係代名詞
なんでもバスケットを関係代名詞を使ったお題で行う。
お題の例 a student who has a sister
a student who has Switch 2
a student who is wearing glasses
a student who is from ~ elementary school
※Switch 2 (ゲーム機) glasses メガネ
from ~ elementary school ~小学校出身
女子限定のお題にしたければ、a girl who~ と変えてもよい。鬼になった生徒には簡単な罰ゲームを与える。
ラウンドシステム
教科書本文を、5つの活動を通じて自然に身につけるラウンドシステム。横浜の中学校から全国に広がった指導法である。
ラウンドシステムを始める前に、教科書本文のイラストだけでストーリーを想像させる。その後、想像したストーリーを口頭で発表させる(日本語でよい)。ストーリーは教科書の実際の内容とは離れたものでよい。笑えるストーリーでもよい。最初に教師が発表すると、生徒もやりやすくなる。これを行うことで、その後のラウンドシステムの活動に弾みがつく。
記事執筆者のプロフィール
栁 俊孝(やなぎ としたか)
横浜市立中学校教諭 ※掲載当時のプロフィール

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