平成27年度実施の小学校・教員採用試験に合格したKさん(新卒)の体験談です。
面接練習
大学3年生の後期から徐々に練習を始めて、本格的に始めたのは4年の5月からです。大学の先生から予想される質問集を頂き、それを参考にしました。
練習では、同じ大学の友達と大学に集まり、面接官や受験者をローテンションで練習しました。また面接官の他に、受験者を客観的に見る役をつくりました。みんなで志願書を見合って、「私が試験官だったらここ突っ込んで聞くな」というところを書き出して質問し合いました。
練習している中で仲間からもらったアドバイスとして、「質問された問題にきちんと答える」「それ以外のことは答えないし、方向性の違うことも言ってはいけない」「質問に正しく答えることが大事」ということを言われました。大学の先生からは「問題に正対しなさい」という言葉を頂きました。
本番は自分がどんな人なのかをみられている
本番は少し緊張していましたが、「堂々とやることが大切!」と思っていたので、聞かれたことに対して素直に答えようと思って臨みました。
本番では、教育についてではなく、アルバイトや遊びのことなど私自身のことについて多く聞かれました。また、「社会人としての資質はなんですか」といった質問もされました。
いろいろな角度からの質問をすることで、私がどんな人なのか見ているのだと思いました。私が普段どんなことをしている人なのか。子どもたちにどんなことができる人なのか。というようなことです。
練習とは違った集団面接
集団面接は、練習と全く違う状況だったので焦りました。内容は3つ程度で「宿題の意義」「お母さんから宿題を増やしてほしいと言われたらどう対応しますか」「保護者との関係」などでした。25分間を6人で答えるような形式でした。あっという間でしたね。
まずは自分を知ること
面接対策をするには、まず自己分析をしっかりと行っていないと何もできないと思います。自分はどんな先生になりたいかがしっかりしていれば、面接でも小論文でも絶対に書けます。
他には、今の社会情勢を知ることです。今の社会ではどんな問題が起きていてどんな課題があるのか。そして、それを自分だったらどのように解決していくのかということを、いろいろな情報を得て考えました。だから、自分一人で考えるだけでなく、みんなで語って様々な視点や考え方に触れることが大事だと思います。
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