本単元で身に付けたい資質・能力
本単元では、ペアで話し合う活動を通して、伝え合うために必要な事柄を選ぶ力や、話す事柄の順序を考える力を身に付ける。
単元の評価基準
知識・技能
- 言葉には、事物の内容を表す働きや、経験したことを伝える働きがあることに気づいている。
思考・判断・表現
- 「話すこと・聞くこと」において、身近なことや経験したことなどから話題を決め、伝え合うために必要な事柄を選んでいる。
- 「話すこと・聞くこと」において、相手に伝わるように、行動したことや経験したことに基づいて、話す事柄の順序を考えている。
主体的に学習に取り組む態度
- 話す事柄の順序を進んで考えながら、これまでの学習や経験をいかして考えとわけを話そうとしている。
単元の展開【全2次(2時間)】
第1次(1時)「わけをつたえることば」を知り、会話の中で使う
①学習の見通しをもつ。
教師:「1年〇組動物園へようこそ! ここには、いろんな動物がいます。例えば……(電子黒板等にイラストを表示する)」

※きりんのイラストを表示させる
児童:「きりん! 」
教師:「きりん、見たい? 」
児童:「見たい! 」
教師:「どうして、見たいと思ったの? 」
(予想される児童の発言)
- 首が長いから
- 体が大きいから
- 好きだから
- 模様を見たいから
教師:「次は……」

※動物のイラストを表示させる
児童:「たくさんいるね。」
教師:「どの動物が見たい? 」
児童:「わにです。」
教師:「それは、なぜですか。」
児童:「歯がいっぱい生えているのか、確かめたいからです。」
②単元のめあてを確認する
教師:「質問を聞いて、答えとその理由を伝えましょう。」
③「わけをつたえることば」を学ぶ。
教師:「教科書の二人の会話を読みましょう。」

(読み方の例)
- みんなで一斉に読む
- 質問する側と答える側で分かれて読む
- 指名された二人が、みんなの前で読む
教師:「わけを伝えるときは、この言葉を使いましょう。」

④ペアで伝え合う。
教師:「質問する人と答える人に分かれて、わけを伝え合いましょう。」
⑤本時の振り返りをし、次回の学習の見通しをもつ。
(本時の振り返り)
- 友だちに質問ができた
- 質問に答えられた
- 答えるときに、わけを伝えられた
- 「わけをつたえることば」を使えた
教師:「質問する人と答える人に分かれて、わけを伝え合いましょう。」
第2次(2時)テーマに沿って、友だちとわけを伝え合う
①学習の見通しをもつ。
教師:「学校の学習やイベントで、楽しみにしていることはありますか。」
(予想される児童の発言)
- 音楽会
- プール開き
- アサガオの成長
- 誕生日会
※難しければ、学校外のことでも良い
教師:「楽しみにしていることを答えて、そのわけを伝えましょう。」
②「わけをつたえることば」を確かめる。

③ペアで伝え合う。
児童:「楽しみにしていることは、ありますか。」
児童:「音楽会です。どうしてかというと、練習した歌をみんなに聴いてもらいたいからです。」
④みんなの前で発表する。
⑤本単元の学習の振り返りをする。
(本単元の振り返り)
- 友だちに質問ができた
- 質問に答えられた
- 答えるときに、わけを伝えられた
- 「わけをつたえることば」を使えた
授業をふりかえって
本授業では、1時間目に「わけをつたえることば」を学び、2時間目にその言葉を用いて話す活動を設定した。教科書の問いと答えを全体で繰り返し練習し、本単元で使用する基本的な話の型を修得させることで、2時間目のペア活動で盛んに交流できるように支援してほしい。
参考・引用図書
光村図書『こくご 一上』
参考・引用URL
https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/5917/1031/2528/06s_k_nenkei1_03.pdf(光村図書HP内)
執筆者
MUKOせんせい
元小学校教諭としての経験を活かし、中学・高校でも講師として教壇に立つこと多数。現在は、子育てに奮闘しながら、現場で働く先生方をサポートするウェブライターとして活動中。

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